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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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とりあえずいいトコロ褒めてみる編。

ネタバレなのでダイジョブな方は「続きを読む」からドゾ。

コウちゃん可愛かったすーーvv
もうそれが一番!
なんつってもコウちゃんの笑顔。
コウちゃんの笑顔が値千金でございました^^

いわゆるこれまでの常識で捉えた「カンフー映画」、
というのではないのだと思う。
敢えていうならこれは「女の子が恋愛抜きでヒロインになる映画」なのだな。
女の子の強さカワイさカッコよさがテーマの女の子の映画、というのが
一番的を得ている気がします。

「少林寺拳法」と「少林拳」は違うものなんですね。
なんとなく違うんだろうな、とは思っていたけどあまり意識したことなかったので。
ようするに「少林拳」というのはもっと広い範囲の精神性をも表わすものであって、
チャウ・シンチーの望む
「少林拳を戦いの道具として描いて欲しくない」というテーマを踏まえて
女の子が活躍するやさしいカンフー映画になってたなと感じましたね。

例えば「カンフーハッスル」のラストに見られるように、
(あれは絶対的な「許し」だったと思われる)
チャウ・シンチーにインスパイアされた作品として
彼をエグゼクティブ・プロデューサーに迎えて世に送り出させる映画としてのスタンスならば
ラストは菩薩の心をもってするというのも頷ける〆め方なんだろうと思います^^

まあ、「カンフーハッスル」よりもより現実的な世界が舞台であることを思うと
暴露記事のライターをひょっとして抹殺しちゃった?みたいな大場が
あっさり改心した良い人になってフツーにラクロス応援してるというのも
アレレという気もしなくもないんですが
それはいぢわるな感想というものでしょうかね(笑。

なかなか見事なバトルシーンももちろんあるのだけど、
ハードなカンフーアクションを期待する人には
あるいは物足りなかったのかもしれないですね。

9割をスタントなしで演じたというコウちゃんのプロ根性は確かに凄くて、
カッコよかったし見事でした!
とにかくコウちゃんが光ってた。
企画もコウちゃんという女優さんありきだったんだろうと思います。
ひとつひとつの動作がもうビシっと決まってて、
ほんとに微動だにしないというか、素人目にもすごかったですよー

珉珉役のキティ・チャンさんも可愛かったですねー!
時期的に気の毒なことに「中国人の留学生役」という微妙なモノでございましたが^^;
なんとも爽やかな笑顔でしたよね^^
故郷中国で自分を育ててくれたおじいちゃんに恩返ししたい、という彼女の気持ちは
詳しくは描かれていない凛の育った様子にも通じるところがあったと思われるので
凛が彼女に惹かれ、孤独を救われて友人として大切に思っていく過程が
とても自然に、愛らしく描かれていたと思います。

小説が出てるようですが、
恐らくその中ではいろいろ詳しくバックボーンが描かれているのかな。
やはりどうしても細かい背景のエピソードは映画で端折らざるを得ないので
もっと時間があったら過去の事情、
すなわち親は亡くしているらしき凛とおじいちゃんのエピソードや
岩井との過去など
いれて欲しいなーと感じるような部分もあったけれど
いろいろと想像できる余地があって察せられる、というつくりは
それはそれでいいのかもしれないですね。

OPに出てた「かつての道場の兄弟子たち」は
後で出てくるのかなーと思ったら
全然それっきりだったですね(笑。
ま、ラクロスがなくて道場再興がテーマだったらそうしたんだろうけど、
これは「女の子の映画」だからおっさんたちはこれ以上はいらんのな(笑。

江口洋介は仲村トオルにやられっぱなしのシーンがあるくらいで
特に戦うシーンはなかったわけですが
あれはあれで大変痛そうなシーンで(実際蹴りとか入ってたらしいし)
ご苦労様というか。
でももっと普段の何気ないシーンで
いかにも達人ぽい動きとかもっともっと入ってたほうが
「敢えて戦わない男」をより演出できたようにも思うんだけど。
ちょっと物足りない気はしたかな。

岡村は随分ティン・カイマン氏に気に入られたそうなので
今後チャウ・シンチー映画にマジで出るかもしれないですねー
もともと運動神経のよい人なので
なかなかコウちゃんとのアクションも決まってましたね、見事でした。
コウちゃんの顔を蹴ったのは実際は指導の先生(あっさりやられる役で出演もしてた)でしたが
ダークサイドに堕ちかけてるアブナイおっさんを
いい感じに演じてたと思いましたです。

仲村トオルは肉体美が見事だったにゃー
随分バンプアップしたみたいですね~
水上のコウちゃんとのバトル、凄かったんだけど
水しぶきが凄すぎてなんかよくわかんない部分もあったり^^;
せっかくだからもっと明るく、位置関係とか何やってるのかとか
わかりやすく編集してくれたらよかったのにとかちょっと思った。

ちょっとわからなかったんですが、
ラスト、子供の頃の姿とだぶるシーンで、
少年の彼に「いっしょに少林拳やらない?」と誘ってたのは凛なの??
なんか年齢的に合わないような気がしたので
凛と、かつて自分が少林拳を習うきっかけになった別の少女をダブらせているのかとも思ったんですが
でも凛のずば抜けた「気」に拘るあたりからすると
やはり凛であったほうがしっくりくる気がするのですが
どうなのでしょう?
小説版では明らかになっているのかな?

ところで途中に出てきたヌンチャクのブルース・リーに似たお兄ちゃんは
ただただヤラレ役で出てきただけの人なのでしょうが(まあパロですよね)
なんかどうしてもリーに似た人を出したいチャウ映画のノリで楽しかった。ベタだけど。笑。

ベタっていやティンとラムのギャグシーンはベタもベタ、大ベタなので(笑
なんつーか香港のノリと日本のお笑いのノリって違うよなーと今更実感。
岡村との絡みはよかったですが、
スレスレな感じはあったね^^;
二ヶ国合作的なものとしては善戦といっていいのだと思うけど。

3人の達人を凛がバケツと雑巾で始末するあたりは
早すぎで何があったのかよくわからんかったので
もう一度観たいです。
せっかくのコウちゃんのすごいアクションも
1回観ただけでは見逃してしまいがちで、
もう一度観たいですね、アクションシーン。

男抜きの(笑)女の子のスポ根モノっぽい部分もあって
ラクロスパートも可愛かったですねー
みんな綺麗なお嬢さんばかりで目の保養だったさ^^
ラストもスカっとする快進撃っぷりで楽しかったですよ。

ファミリー向け、万人向けに徹して作られたといっていい出来なので
マニアックなものを求める人には物足りなかったとは思うけれども
ワタシ的にはヘタに泣かせようとか
ショッキングなシーンで脅かせよう、怒りに燃えさせよう、みたいな
クドいつくりになってなかったのは
ラストの「癒し」的展開にもっていくのに無理がなかったと思うので
好感でしたね。

コウちゃんがちょっとでも好きな方には十分見る価値があると思います^^
日本の女優さんがここまでできるよ、という意味で
かなり評価できるのではないかと。

最初に戻りますがコウちゃんの笑顔。
これがほんっとによかった。
ものすごく癒されたですよー;_;
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