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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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先行上映会で観た第1話、2話の感想は
既に書いているのですが、
ウロだったところもありましたので
第2話の放映を前に
改めて第1話の感想をリライトしました。

同じこと書いても、とも思うのですが
感想として外せない点もあるので
重複する部分も多いです。

OP、EDの感想はそれぞれ別に書いているので
除きます。


OPの感想
http://pochias.blog.shinobi.jp/Entry/995/
 
EDの感想
http://pochias.blog.shinobi.jp/Entry/996/




思い入れ過剰ですのでご注意^^;
そしてものすごく長いのでご注意。
 
 
読んでやるよ、という奇特な方、続きを読む、からどうぞ。




山深い土地、土砂降りの雨の情景からスタート。
醍醐景光の奥方、縫の方の出産シーンから始まります。

産屋には、縫の方が信仰しているらしき慈母観音像が。

出産を待つ景光が部屋の外にいて、
彼が地獄堂を訪れたときの回想シーンが入ります。

寺は荒れていて、僧侶の死体と思しき姿のある中、
地獄堂への階段を上ってゆく景光。

地獄堂の上人が
この地獄堂に入られたということは
神仏を捨て、この鬼神たちに(願をかけるつもりなのですね)、
もはやお止めすることばできますまい、

というようなことを言ってました。
もう一度だけ言うておきましょう、
御仏の道を外れるは外道、外道にあるは人に非ず、
踏み出せば、この先あなた様を待つのは地獄、と諭す上人。
 
しかし景光は地獄とはここのこと、
そなたら僧侶がいくら拝んだとて御仏の道などどこにもない、
と答え、
上人を斬り捨てます。

死に際に、
ありがたき、これで救われまする、と上人。

おっしゃるとおり、御仏に祈れどもこの世は地獄、
己の信心は揺らいでしまうかもしれない、
自分の心に御仏への疑いが生まれぬうちに、
信仰心を失わぬうち死ねるのは幸い。

鬼神に近づいてはなりませぬ、生きながら外道に堕ちてはなりませぬ、と。
と言い残して息絶える上人。

このくだりは旧アニメの、第1話の僧侶のシーンを彷彿とさせました。
僧侶にすら、神仏への祈りなど虚しいもの、と思わせるような、
そんな世界観。
 
自分が斬った上人に、片手ですが、手を合わせる仕草をする景光。
ちょっと私コレ意外でした。
合掌する意思があるんだ、って思って。

「もう(外道に)堕ちておる」と景光。

映画の景光もそうでしたが、
必ず代償を求めるであろう鬼神と契ろうという動機づけが
原作より悲壮感があり、壮絶な決意として明確に描かれる改変を望んでいたので
このあたりの描写は、まずは納得です。
 
そして景光は鬼神像に語りかける。
これから申すは祈りではない、取引だ、と。

加賀の国、石川の領主と明言してました。
度重なる飢饉と流行病によって、領民が苦しんでいることに
心痛めてはいるのでしょう。
そしてこのままでは生涯の望み、
我が名を天下に轟かせることもかなわぬ、と。
この時代のひとかどの武将であれば、そうした野心はあるものなのでしょう。

我が領土を守護し、天下を握らせるのであれば、
その他に自分の手に入るもので、
お前たちの望むものを何でも持って行け。

我が領土を守護し、という言葉って、
これまでの景光にはなかった概念でしたね。


「返答や如何に!」

雷が落ち、景光の額に十字の傷が。

そう、この時点で、
景光は鬼神たちが何を望むかわかってないんです。
何か大事なものを持って行かれる、という
漠然としたものしかない。

なるほど、そうきましたか。
 
するとやはり、景光外道ランキング1位は旧アニメが独走態勢ですねー
あいつだけだからね、
聞かれもしないのに自分から「子供をやろう」って言ったの。


やがて産声が。
確か初期に「産声さえあげられぬ、、」、
というようなコピーが使われていたと思うのですが、
最初は産声上がってました。
産まれた後、身体を奪われるのはゲームと一緒です。

しかしそこに稲妻が。
産婆や侍女の悲鳴が上がり、
慈母観音像の頭が吹き飛ぶ。

逃げていく産婆。
何事かと景光が産屋に入ってみると、

侍女たちのおびえる中、
おくるみの中に赤ん坊を抱いた縫の方が

「殿、生まれました、男の子にございます」

縫の方、肝が据わってます。

私も息子ふたり産んだから理解できる。
産まれた子がどんな子でも、って気持ち、
出産前になると度胸座るんですよね。

「世継ぎか、でかしたぞ奥!」

と景光も喜んでますが、
景光に赤子を渡す縫の方を

「殿、お待ちを!」

何が起こったのかわかっている侍女が止めようとする。

赤子を抱いて、驚愕する景光。
その子は目も鼻も耳も手足も皮膚もない。

「何事が起ったのか、死んではおりませぬが、
手足どころか目も鼻も耳も皮膚もなくなってしまいました…」

血の滲んだ赤ん坊あにきはそれは哀れでした。。。


ほんと、最初期のPV観て衝撃だったのがコレでした。
あの、読経の響く中で、
顔のない百鬼丸が走り、仕込み刀を抜くムービーです。

改変で、皮膚も、とは想像もしてませんでしたね。
まさか「顔がない」状態だとは。
リアル設定にもほどがあるというか、
どろろと出会ったき顔がないとか、今まで誰が想像できたでしょうか。


地獄堂で、鬼神に自らが言った言葉を思い出す景光。
「そなたたちの好きなものを取るがいい」


「殿、私は儚く愛おしいと思いました。
 どのような姿であろうとも、間違いなく殿と私の子にございます」

と縫の方は言いますが、

「叶ったぞ、これで我が望みが!」

高笑いする景光。

「鬼神が取引に応じたのだ」

あ、コレ言っちゃうんですね。
取引だって聞いて、縫の方、このあと真相を問い詰めたりはするのかなぁ。
原作でも
「やつらは約束どおりにした…」ってつぶやいてますが、
その詳細について夫婦で話したのかどうかは謎のままでしたよね。

「案ずることはない、よくぞ産んでくれた」

うっ、、、
これ今回一番の鬼畜発言だと思ったんですがどうです?

景光、まさか我が子の身体を望んでくるとは、
と狼狽するようなところからは、
既にもう越えちゃってるんですね、一線を。
まさに、自分が何者と契ったのか、ということを
まざまざと感じ、それを即座に受け入れてしまった。

なるほど外道とはこういう道か、と
妻にこんな酷い言葉を吐きながら思ったに違いない。

 
侍女に赤子を渡し、
侍女は分かってます、とばかりに赤子を抱いて産屋を出て行ってしまう。

「どうするのです、その子をどこへ! 待って!」
と縫の方は言いますが、

「忘れよ。あれは始めからいなかったのだ」

どうせ長くは生きられぬと言われ、
ならばなおのこと、わが胸で、と母。

このひと言、ぐっときました。泣けてしまった。

新アニメの縫の方の描かれ方、いいですね。

夫の袖が破れるほど縋り付きますが、
ふりほどかれ、

「赤子はまた生まれよう。いや、また産んでもらわなくてはならん」
 天下の世継ぎとなろうからな」

あー、これ、景光なら言うと思ってたセリフでした。
原作でもアニメでも実写映画でも言ってないんですが、
この場面詳細に描くとしたら言うんじゃないかと思って、

不肖私、昔自分で書いたゲーム版の二次小説で
縫の方に出てきてもらった際、
このときの回想としてまた産んでもらうぞ、と夫に言われた、
と書いたものでした。
出産後すぐ子供を奪われた母に対して
これほどキツい言葉もないと思ってまして、
夫が得たいの知れないものになってしまった感がじわじわくると思うんです。

「どのような姿であろうとも…」
というようなセリフをこの時代に武将である夫に言えるというの、
存外まったく情のないような政略婚でもなくて、
この夫婦が結構お互い大事に思ってる、
この縫の方のセリフってその関係性の表れだと感じたので
景光がもとはそこまで非情な男ではなかった、
というのを示唆している気がするのです。

それが変わってしまった、ということを
縫の方が恐ろしくも悟るシーンになっている気がします。

この冒頭のシーンになんでこんなにこだわるかと言えば、
やはり原作や旧アニメの景光の人物描写に違和感があるというか、
描き方に足りない感じをどうしても受けてしまうので、
仮にもあにきと血の繋がってる男ですから、
それなりに「どうしてそんなことになってしまったのか」
という部分をしっかり描写してほしい、
そういう改変を望む気持ちが強いのです、私。


ここで、先ほどの慈母観音の頭が無くなっていることに気づく景光。

侍女が「産婆が、何かの身代わりではないかと…」
と言っていました。

どうも何かひとつ、重要なものが
この母の信仰する慈母観音のおかげで奪われなかった、
というようなニュアンスに感じました。

本来ならここで亡くなっていたものが、
生きながらえたのはそのためではないかと。

2話のネタバレになっちゃいますが、
後で鬼神も言ってるんですよ、
あれが奪えなかったせいで、みたいなことを。

先行上映会の後でご一緒していただいた方々と
ここについて色々話したのですが、
どうも心臓じゃないかという見解になりました。

というのは、このあとのシーンで、脈打つような描写があるんです。
血も流れているし、
心臓は残ったからではないか、と。

泣き続ける縫の方と、慈母観音をみつめ、
景光も「身代わり」という言葉が気になっているようでした。


ここでOPです。

OPについては別で感想を書きました^^ ↓

http://pochias.blog.shinobi.jp/Entry/995/




赤子を抱いて、戦の死骸が転がる川にやってくる侍女。

「なんの因果か知らぬが、
 これでは、生きてるほうが地獄だろうて。
 さあ、あの世で仏様に拾っておもらい」と
川に沈めようとする侍女ですが、
あまりに哀れな様子に
「なんだろうかねえ、こんなことは慣れっこのはずだが、、、」
と躊躇する。

 赤ん坊が脈打っているのに気づき、
「お前、生きたいのかい」と、
そのまま沈めるのを不憫に思い、
ここから先はあんたの運次第、と
近くにあった小舟に乗せて流すのです。
赤ん坊を包む布には、醍醐の家紋が添えられておりました。

これ、後に身元特定的な役割を担うんでしょうか。

実写映画では錨柄の文様が母の実家の裏家紋で、
その布と共に流されていたので
後に母と再会してわかる、という設定でした。


しかしこのシーン。
私は先行上映で観て、
タライじゃないんかーい」と思ってしまった。
なんか、どろろにおけるタライってシンボル的イメージもってたもので。

タライに乗せて流す、というのは葬送のイメージなので、
原作その他、これまで実の親が流していたからタライだったのね、
と思いました。
ちなみに原作と旧アニメは両親で、
ゲームは景光が追いすがる縫をふりきってひとりで流しに、
実写映画では「ここで殺されるのがいやならそなたが捨てて参れ」と言われ、
母百合が流しています。

今回は本当に「なかったもの」にされてしまって
葬送の儀式ですらない、というのがつらいですね。
忌み子を侍女に始末させる、という感じが強かったです。

舟で流す、というのも葬送のスタイルのひとつではありますが、
たまたまそこにあったものを侍女が使った、という
間に合わせのようなものなので、
実の親が用意したタライに乗せて流すのとはやや違う。

そもそも侍女が船に乗せた理由も、
殺すのは忍びなくて、、というものですし。
 
OPでタライが使われていたので
先行上映でなくて初めて見た方々は
ここで「あれ?」と思われたんでしょうね。

先行上映勢は逆で、
OP見てタライなんで「えっOPではタライなの?」
だったんですよね。笑。


ちなみ、その侍女は、
川にいた、兵士の死体に憑依した妖に食われてしまいます。

そこに居合わせたのが、みんな大好き、琵琶丸さん。
「匂うねェ、こりゃあ悪さの匂いだ」ってセリフが
ここで出てきておりました。

琵琶丸の視点になり、
暗闇の中に、妖の輪郭の、赤黒い炎のようなものが見える。

琵琶の仕込み刀で、その妖を一刀両断、カッコよかったですよ^^
この後姿、OPのショットと同じですね。

彼は普通には見えてないのですが、
舟で流された赤ん坊の魂の炎を視て、

「あれは、、人ともつかぬ、いや、妖でもない。
 何やら因果な匂いだねぇ」とつぶやく。
 
流されゆく赤ん坊の魂の色は
赤とも白とも、緑とも。

どうもこの新アニメの世界観では
盲目ながら何がしか、魂の色を視る力のある者には、
邪悪なものは赤い炎のような色に、
害意のないものは白い炎のような色に見えていて、
メンタル状態によって輪郭がはっきりしたりぼやけたりしているみたいです。

赤ん坊の色は定かでなく、
人ならざるもののようでもあり、
琵琶丸には人知を超えた力の宿るような魂に思われたようで、
彼はここで興味をひかれたようでした。

ここであにきに、なぜ「赤」や「緑」の光も存在したのか。
人知を超えた力が備わったせいなのか、
人を凌駕するものは「赤」となるのか。

そも、人外故に「赤」なのか、
それとも人でも「害意、敵意、殺意」のような
負の感情を持つものも「赤」なのか、
「赤」の定義もまだはっきりしておりません。

寺でみおたちを殺した連中を
まだ目を取り戻していないあにきが「敵」と認識して斬ったようなので
こちらに殺意を向けるものを
多分人であっても、
あにきがそう認識すれば「赤」なんだと想像するんですが。

鬼か、人か、というキャッチが語るように、
あにきの魂は「赤」と「白」の間で揺れるのだろうけど、
それは彼の身体や人知を超える力がどうとかいう問題ではなくて、
人の命を奪うとか、押さえられない激情とか殺意だとか、
そういうところにキーを置いて来るのかなと、
ちょっとそういう印象も受けました。

今後の展開の注目点のひとつです。


さて、この日を境に飢饉続きで荒れ果てていた醍醐の領土は栄え、
その陰に泣き声さえ上がられぬ小さな命の塊が
人知れず消えていったことは
領民の誰ひとり知る者はなかった、、、というナレーション。

領民、、わざわざ領民と。

うーーむ、このあと明らかになる事実なのですが、
今回あにきの部位奪還と醍醐領の繁栄が
言わば反比例しているので、、、

あとで書きますが。



そして時は流れて16年後。

16年、てはっきりテロップ出ました。
あにき、16歳確定です。

14よりは行ってそう、18よりは下そう、って皆さん言ってましたもんね^^



戦場跡、まだ生々しく遺体の転がる荒れ野で、
弔いのつもりなのか、
遺体の欠損部分に義肢をつけてやっている寿海。

通りかかった旅の僧侶に
遺体の失われた手足をつけてやっている医者とはお前様か、
確か寿海という、、ご奇特なことで、と言われる。
 
試作したものを捨てるよりはと思っているだけ、と
物憂げに答える寿海。

「それでも仏は喜んでおりましょう」
と言われますが、

パパ、かなり沈んでる感じです。

ここで既に寿海のもとを旅立ったあとの百鬼丸が
歩いているシーンが入る。

詳細はまだわからないですが
宿命と悟って百鬼丸を送り出したものの
とても憂えているパパの憔悴した様子が切なかったです。

今回のパパ、PVによれば子百に剣を教えたりして
とにかく百鬼丸の行く末を案じで色々教え込んだ、
という感じがして、映画版のイメージ入ってるので
私としてはとても好み。


一方歩いているあにき、顔はまだこのシーンではよくわかりませんが、
歩くとき、カコッカコッて音がするんですよ。
からくり感すごい。
これ、今までになかったので新鮮でした。

ただ、ちょっと左右差がある感じの歩き方なんですよね。。。

びっこ引いてる、というと言い過ぎかもですが、
ちょっとバランス違う感じ?

カコッていう音も、片足だけなんです。
 
これについては私大変に思うところがあるのですが
2話を待ってから述べることにいたします…!

ツイッターでは実は言っちゃってるんですが
わりと皆さんにスルーされた(笑。





さて、どろろの登場です!

なんと、露店開いてた!

今回のどろろ、歳はいくつなのかわからないんですが、
原作より少し育ってる感じがします。

とにかく、なんか賢いのね(笑。

めっちゃ可愛いは可愛いんですが、
より逞しいというか、したたか。リアルです。


どろろってば、
当然盗んできたものに色々でまかせに付加価値をつけて
売ろうとしているわけですが、
仕草がほんと可愛い。
声も可愛い。
何しても可愛い。

そこへ原作と同じような風体の三人組が表れて、
盗ったもの返せと迫ってくる。

「みつけたぜ、どろろ」

おお、名前出ました。
お前らに呼ばれるのが初かい。笑。

あっちゃー、イヤな奴らに見つかったぜ、みたいな顔するどろろ。
表情豊かだねぇ。

「腹減って死にそうだって言うから荷物番に雇ってやったのに」
みたいなこと言われてました。

どうもその荷物をちょろまかしてきたみたいですが、
台車ごと盗んできたのか。
結構な量なんだけどどうやって(笑。

「俺たちが運んでた荷物みたいだな」
と言われても
「どこにそんな証拠があるんだよ」
とうそぶく。

あちこちで似たようなことやらかしてるらしいじゃないか
と言われてる。

悪評轟いてるみたいです。
原作でも疫病神とか言われてたもんなぁ。

「たいしたタマだぜ」

タマ、ですか。
まあ、人をあざけって表現するときの呼称ではありますが、
主に女性に使う言葉なんではないですか。

性別ネタバレしちゃって、、はいないけど
伏線?
いやお前考えすぎ。

てか、新アニメから入った人、
どろろが女の子だって知らない???

さすがに周知だという前提で書いちゃってる私
間違ってた?? 

もしご存じなかったらすみません^^;


「みつけたらこらしめてくれって頼まれちまった」
「はっ、このご時世、子供だからって油断するほうが間抜けなんだよ
 勉強になったろ?」

だから大人と同じ仕置きを受けてもらう、と言われますが、

お前らみたいなうすのろにつかまるかよ!と
逃げてしまう。


どろろが逃げて走っている川の対岸の土手を、
百鬼丸が歩いています。

走るどろろを見ていた子供がひとり、
転んで土手から滑り落ちそうになるのを
すいっと襟首をつかんで助けてやる。

あにき優しい!
やっぱりほんといい子。

今回のあにき、虚無、って言われちゃってるけど、
虚無っぽく見えるだけで、
そうじゃないんだってよくわかります。

赤く禍々しい光は敵と認識しているけれど、
それ以外のものにはとても優しい。

これって、寿海パパがそういう風に慈しんで育てたからだと思うんです。
表現の術がないだけで、
とても深く豊かな精神世界を持っているあにきに
たかがこれだけのシーンでうるっと来てしまった。


助けられた子供の母親が「すいませんねぇ、ほら、ちゃんとお礼を言いな」
と言うものの、
あにきは通り過ぎて行ってしまう。

子供は母親に
「お祭りなの?」と聞く。
不思議がる母親に
「だって、あの兄ちゃん、お面つけてた」

まだあにきの顔は映っていませんが、
仮面、なんですね。

ここまでの登場演出、なかなか見事だと思いました。
あにきがあきらかに人と違う、というのを
じわじわと知らせてくる。

歩いていくあにきを後ろから見ている母子。

あにきの脚に注目です。
右脚は足の先まですべて包帯に覆われています。
でも左脚の包帯はすねだけで、膝は球体関節。
 
これ、皆さん次まで覚えててくださいね!笑。



どろろに戻りますが、

「それでツラ洗って出直してきな!」

自分を探している3人組を待ち伏せして馬糞まで投げつけたりして
まあ怒らせるのが上手(笑。 
 
逃げ切って河原で手を洗って、

「あー面白かったな」

面白がってんかーい。
捕まったらエラいことなんだよ、
何この余裕。
恐ろしい子…!

でも着物で手を拭いてる仕草可愛かった。。。


そこへきゅーんと子犬が一匹。
ノタですよーーー
デザインそのまま。
友情出演、て感じで、もう出てこないみたいですが^^
旧アニメからご出演です。

旧アニメではみおが飼ってたんですよね、この子。
だからどろろと出会ったとき
あにきが連れてた、というかあにきについてきていたのでした。

「なんだ、おっかちゃんとはぐれたのか?」

子犬に干し魚をやろうとしながらも、
お前はひとりで生きてかなきゃだめなんだ、
ひとに頼らず自分で獲ってくるんだ、お前のために言ってるんだぞ、と
説教タレたりして。
自分に言い聞かせてるみたいで切なかったですけどねT_T

ところがそこへ三人組。
子犬をひねり殺すぞ、と脅されて逃げられず、
例によってボコられてしまいます。

いやもうね、ここでどろろボコられるのは
ゲーム以外では絶対そういう展開になるので仕方ないんですが
心が痛みましたね。
深夜アニメじゃなきゃできないよね、コレ、、、

散々痛めつけられても再三反撃するどろろ。
見事なコントロールで相手の顔面に石をヒットさせるので
益々怒らせてしまう。
「この町から出て行け」と言われても
「いやだ。おいらは誰の指図も受けねえ!
 どこに居ようとおいらの勝手だ!」と言い放つ。

子供なんですけどね、つらいシーンなんですけどね、
なんかカッコよかった。
すごい子だって思ってしまう。

原作でも、何回もどろろボコられシーンありますけど、
そのたびニーって笑ったりするじゃないですか、この子。
そこらのヌルイ大人なんか太刀打ちできない強さがあるのがどろろ。

私、このセリフ、実はどろろにずっと言ってもらいたかったんですよ。

原作のラストでこそ、言ってもらいたかったんです。

別れを告げるあにきに、
映画版のノベライズのどろろが
「誰がいつてめぇの許しを得てここまで来たってんだ、
 ここにいんのもつけていくのも一から百までオレの勝手だ!」って言ってまして、
(ノベライズ未読の方に補足。
 映画はどろろが百鬼丸を待たずに町を出て
 ばんもんで百鬼丸のほうが待ってますけれども
 ノベライズでは百鬼丸がどろろと決別しようとするのに対し、このセリフを吐くのです。)

そうだよ、原作のあにきに、
どろろどうしてこう言ってくれなかったの、って思って。
何納得してあにき行かせちゃってんの、って。

鳥海小説も
勝手につけてくるどろろにあにきは気づいているけど素知らぬ顔で先を歩いている、
というラストじゃないですか。

みんなね、リメイクするときって
やっぱりここにこだわるよね(笑。

誰にも、たとえ百鬼丸であっても、
どろろの意志は曲げられないんですよ。
誰の指図も受けねえ!を貫いてくれるのがこの新アニメのどろろならば。
原作と違うラストになってくれるかもしれません。
とりあえず私はそこに本日救いを見出しました。

私、原作とまったく同じにするなら、
多分どろろをリメイクする意味ってないんじゃないかとすら思ってる。

手塚先生が遺したのがあのラストだと承知ですけれども。
その有為無常の無情さだってトラウマだけど愛してるんですが。

それでもせっかくリブートするんだから、
違うものを求めてみたい。
救いを求めてみたい。
それはラストシーンに限ったことではなく、です。
 
いずれ結論の出ることなのですが。

今はそんな気持ちでいます。




ああ、すみません、話がそれてしまった^^;


どろろが3人組を本気で怒らせてしまったので
(目に石当たって流血してるもんなぁ^^;)
川に顔突っ込まれてしまい、

「そんなに死にてぇか」と
簀巻きにされそうになるんですが、
そこに、橋の上にあにき登場。

待ってました!
(ほんとだよ、どろろめっちゃボコられてたんよ、あにき早く来てよ!)

「親方、なんか気味悪いヤツが…」と三下。

「あの顔、人形みてぇだな」
「目ん玉もだよ、どこ見てんだか」
「確かに気味悪い」

あにきの顔、やっとはっきり映りました。
白くて、無機質な人形っぽさすごい。


「おい兄ちゃん、なんか文句あんのか。
 俺たちがガキいじめてる思ったら大間違いだぜ。
いじめられたのはこっちだ」

と難癖つける親方ですが、
あにきそちらを見るでもなく、
刀の鯉口をきる。

「なんだ、やんのか兄ちゃん」

といきり立つ親方。
しかしあにきの目はこっちを見ているわけじゃない、
というのにどろろが気づく。

「違う、、あいつが見てんの、多分俺たちじゃねぇよ
  あの目、俺たち通り越して後ろ…」

百鬼丸の視界になり、川を流れてくる赤黒く光る炎のようなものが。

ようは泥とゴミの塊の、例のヤツなんですが、
ガバっと立ち上がり、3人組は食われてしまう。

「食われ…ちまった…」

どろろも身体もってかれるんですが、
あにきが仕込み刀を抜き、
刀(多分中身ないヤツ)を泥の塊の妖に投げつけ、
どろろは解放されて宙に放り出される。

あにきは橋から飛び降りて、
飛ばされるどろろのほうへジャンプして、
どろろを背中で救い上げるようにして
岸のほうへ放り投げて助けます。

ここカッコいい!
 
その間、まるで何も見ていない。
つまり視線がそちらに向くことはない。

「見てない」という感じがとてもして、おお、と思いました。


あにきは攻撃をかわしながらすごいスピードで橋を駆け上がる。
(仕込み刀で切り込みながら橋梁を上ってました)

「あの兄ちゃん、化け物見てねえ」、とどろろ。

もう片方の仕込み刀を刃で抜いて、
ワンセットで腕がどろろのところへ飛んでくる。

アクロバティックな動きで飛び移り、走りながら
橋の崩壊とともに妖を倒します。

これ、原作では死霊ですけれども、
新アニメではこのあと皮膚が戻るので
どうも12の鬼神のうちの一体です。
ちょっとグレード低めな感じですけれども(笑。

てか、12の鬼神にしては弱すぎなのでは…?
まあ、尺的に仕方ないのかなとは思いますが。

泥鬼(と、言うらしい)を倒したあにき、
両手仕込み刀の状態で、器用に腰に差していた刀を拾い上げ、
川から上がってきます。


いやでも、なんで刀わかるんだろうな?笑。

あにきの視点になるとき、
赤い炎以外何も見えてない感じでしたが、
無機物はどう認識しているんだろうか。
ちょっと謎です。


どろろが腕を抱えて

「すげえ、すげぇや兄ちゃん!」と寄ってくる。

ちょっ、、、可愛いすぎでは?

で、どろろが腕をつけてやるんですよ!
あにきも当たり前みたいに仕込み刀の腕、差し出したりなんかして(笑。

ふつう両腕仕込み刀とか
尋常じゃない感じだと思うんですが

まるでそこには動じてないどろろがすごいよね。
命助けてもらった、というのもあるとは思いますが、
子どもらしい好奇心に満ちている感じがいい。

「なぁ、あんたのその顔、目も耳もつくりもんだよな
 なんでまわりがわかんだ?」

と、あにきの前で手をふりますが、
あにきはなんでこいつまだここにいるんだ、
って感じでどろろに顔を向けますが、見てはいない。

「でもその耳じゃきこえないんだろうけどさ」

ここで例のPVの、あにきの目の前でパン、と手を叩くシーン。

「だめだ、おいら目を閉じたら怖くて一歩も歩けねぇ。
 なのに兄ちゃんは杖もなしに走ったり飛んだり。
 いったいどうなってんだ」

ほんとにすげー!って思って、目キラキラさせて言ってる。


ここで、散々PVで観た、皮膚奪還が入ります。

突然震えだすあにき。

「なんだよ、どうしたんだよ、怪我したの?」

と震えるあにきの手をつかむ。

あにきの仮面が落ちて、皮膚が戻るのを見てどろろが

「なんだよ、これ…顔の皮が…」




醍醐領に暗雲がたちこめ、
地獄堂に雷が落ちたことに気づいた景光が、
降り出した雨の中、急ぎ地獄堂を訪れてみると、
12の鬼神のうちの一体が割れている。

まさか、、とつぶやく影光。

そして醍醐領で、土砂崩れが起こる。



どうもですね、あにきに部位が戻ると、
約定で繁栄していた醍醐の領地に禍が起こるようなんですよ。

繁栄を約束していた鬼神が滅ぶと、
醍醐領がその加護のようなものを受けられなくなり、
豊かさ、安全性を失っていく、という設定のようです。

すごい設定ですよね。

これまでの魔物とか魔神とかって
百鬼丸の部位を使って実体化、あるいは強大化し、
あさましい欲を満たしている、とか
人を存分に食らって暴れている、みたいな感じだったじゃないですか。

だから百鬼丸に倒されても
影光との約束はとりあえず戦に勝たせてやってるぞ、果たしてるぞ、程度で
ぶっちゃけ景光の天下取りなんてもうどうでもいい感じですし、
もう取引は終わってるよ、ってスタンスだったように思うんですが、
今回はそうじゃない。
今も契約期間続行中、なんです。

多分本来、あにきは生まれると同時に死んでしまうはずで、
鬼神にしてみればもらった部位はもらったまま、
その代り永劫に醍醐の繁栄を約束する、みたいなことだったらしい。

ところが加護を約束していた鬼神が滅ぶと、契約期間終了になるんですよ。
あにきが身体を取り戻すほどに、景光は追い詰められていくんです。


原作の景光は、多宝丸を殺されたら逆上してしまって
あにきの命を狙ってくるようになりますが、
それまでは、息子と感づいても自分の下で働かないか、とか
調子のいいこと言って、ブレブレなんですよね。

しかし今度の景光は、つまり、百鬼丸を生かしておけば
醍醐の領土がまた元のような、飢饉に襲われ、災害に苦しみ、
隣国の武力に蹂躙されるのを待つ痩せた土地になってしまうだろう、という
明確にその命を狙う理由を得てしまうわけです。

これは悲惨。
あにきにしても、身体を取り戻すと
醍醐の領民が苦しむようになっていく、なんてことに気づいてしまったら
どうなってしまうの。

ちょっと怖いくらい壮絶な設定だと思いました。
新アニメ、つらいところをついてくれる。。。




そしてここで多宝丸登場です。

「母上ーーー!」

可愛かったです…!
ちょっと、え、お前誰?ってくらい可愛かった!!
素直で、母を慕う坊ちゃん、て感じでした。

そしてカニじゃない!笑。

14歳くらいの設定なんでしょうか。
くせっ毛の可愛い子。

眉毛父親似。

「山鳩を仕留めて参りました。精がつきますぞ!
 この多宝丸が調理いたしまする」

ああ、ママン、やっぱり病がちなんだなって思った。
あにきを産んで、
多分無理をして多宝丸を産んで、
それからあまり身体が丈夫ではないんでしょう。

多宝丸、母上大好きなんだね。。
愛されて育ったんだね。。

いずれ父の後を継ぐ武将になるとはいえ、
鬼神の加護で安泰の醍醐領のこと、
何も知らなければただのいいとこの坊ちゃんでいられたのにねっていう
後の展開を思うと切ない登場でした。

今回の多宝丸、どうなんでしょう、
あにきと戦って命を落とすのか、どうなのか。
映画版と鳥海小説では生き残ってますが。
ゲームはいい子で、あにきに負けるけどそこでは死なないし、
むしろそこから仲良くなってしまう。
通常EDのラスボスでしたから、結局死んでしまったけど。

OPで、どうもあにきと戦って片目を失うっぽい示唆がありますが
2度目の対峙で命を落とすのかどうなのか。

母の縫は、「あの日もこんな雨の日だった、、、ぼうや、、、」と、
亡くしたと思っている我が子を想っている様子がありました。
今回、母の愛、もキーワードな気がします。
それだけに、縫の方の命危ない気も^^;



雨の中、
再び戦で死んだ人々に義肢をつけてやっいる寿海が映ります。

顔に損傷を負った遺体に仮面をつけ、
その顔には、
当然ながら百鬼丸のためにつくったものなので
あにきの面影がある。

それを見てはっとし、
「百鬼丸、、、」とつぶやくパパ。

百鬼丸、という名前、初出です。
 
 
PVのあの遺体はコレだったのかーーー

私最初、あにきが仮面だというのは予測できたので
PVでこれ見たとき
「あにきの顔で死んでるこの男は誰やねん」
と気になって気になって仕方がなかったのです。

なるほどそういうことであったか。



皮膚が戻り、顔を押さえていた手を放すあにき。

どろろは尻もちついてびっくりしたまま。

「顔、顔が…なんだ、どうなってんだよ…
 あんた、なんなんだ、人間なのかよ…」

でもあにきにそれは聞こえていない。

瞬きするあにき。

人生初瞬き。

少し、百鬼丸が「見かけの人間性」を取り戻した瞬間です。



第1話、ここまで!


ED後にはつづく、文字と共に、
泥鬼のイラストが。

毎回やるのかな、「今週の鬼神図鑑」?
 
 
 
EDの感想はこちら↓

http://pochias.blog.shinobi.jp/Entry/996/



早く2話もう一度観たい!
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こんちゃー(。・ω・)ノ。
どろろ感想記事がめちゃくちゃ熱くて、これから読ませて頂こうと思います♪
今季は約束のネバーランドしか注目していませんでしたが、和風ものなので冬アニメトップバッターで視聴したら、めちゃくちゃ面白かったです!
しかも、父が原作読んでいたことが分かり、けっこう新鮮でした。
まだ新規ですが、これからどろろの世界観にどっぷりと漬からせて頂こうと思います!
よろしくお願いいたします。
ソナ EDIT
at : 2019/01/14(Mon) 18:01:16
ソナさんいらっしゃいませ!
こんばんは!
ご来訪、そして長い記事読んでくださってありがとうございます^^
熱いですか!笑
どろろ好きこじらせますので
詰め込みすぎになってるかと思うのですが
そう言っていただけますと嬉しいです。

アニメ、楽しまれてるご様子でよかったです。
多分私はお父様世代だと思うのですが笑
世代を超えてハマれる作品ですので
ご一緒に楽しめましたらと思います。

記事は毎回書いていくつもりですので、
また読んでいただけましたら幸いです^^

ありがとうございました!
管理人pochi EDIT
at : 2019/01/15(Tue) 03:01:31
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