忍者ブログ
pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
2024-051 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 04 next 06
1048  1047  1046  1045  1044  1042  1041  1040  1039  1038  1035 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まさかの蟹回。

今週の謎:兵庫何人?


出番少ないせいか
あにきがめっちゃサービスしてました。

わざとだよな笑











湖でモプ村人が化け物に襲われるシーンからスタート。

カニ?

えっまさかの蟹の化け物なんですか笑!?

結構時間たっぷり取ってモプが食われるシーン。
贅沢なアニメ。笑



そしてOP。



セミの鳴く夏の真昼間。
夏のシーンが長いですね。
ばんもんが終わって秋になる感じかな。

曼珠沙華はお彼岸の頃に咲く花なので
前回から9月に入ってると思うんだけど。
旧暦でいったら8月上旬ですね。


水田に稲が実っていますが、
水不足で立ち枯れそうになっているみたい。
視察にきたらしき景光が厳しい顔をして見ている。

「もうふた月以上も雨が降っておりませぬ」
と側近が言っているので、5話から1ヶ月は経過しているよう。

隣国の朝倉が不穏な動きをしている、とも報告されている。
睨みあいが続く国境の町に密かに兵を集めている、と。

ばんもんのある町のことですね。

「軍を起こされる前に、こちらから動くべきかと」

しかし景光は決断できずにいる。
この男は、、、一体領主としてはやはり無能なのだろうか。
ただただ鬼神に加護されていることに頼る以外に
なす術のない男なのだろうか。

地獄堂のことが気にかかっているようで、また訪れる。

父と側近とのやりとりをまた聞いていた多宝丸。
やはり前回の「3日前、朝倉の間者を追っていたものが云々」というのは
少し前の、多宝丸の回想だったと判断してよいみたいですね。

「あのただならぬ様子、やはりあれこそ、父上たちが隠されていることでは」

多宝丸横顔カッコいいな。
眉毛以外はあにきとよく似てるな。
瞳の色は少し青が入ってるのね。
あにきの目も、取り戻したらこんな目なのかな。

陸奥と兵庫に、
家の者に秘密裡にやってもらいたいことがある、と命じる多宝丸。
 
父の間者を探らせるのだろうな。

母は今日も首なし観音菩薩に手を合わせている。
それを見つめる多宝丸が切ない。


地獄堂にやってきた景光。

「あの赤子だな?」

既に5体が割れている地獄堂を見回して景光が言う。

「あやつが生きて、貴様らに奪われた身体を取り戻さんとしている。
 答えよ」

すると地獄堂の天井から細く光が射して床を焦がし、
赤子の姿と、子供の頃と、成長した姿のあにきのビジョンが
煙の中にに立ち現れる。

やはり、とつぶやく景光。

これちょっとびっくりしたわ。
景光、それと知らずに出会う線はないってことですよね。
厳密に言えば仮面のときのあにきのビジョンのようだけど、
判別は当然つくでしょう。
見た瞬間に正体がわかるわけですよ、あにきの。

しかも親父、殺す気満々じゃないか。


鬼神からの情報は少ないですが、
彼らの総意として、景光に「こやつを殺さねば約定は破れるぞ」
という意思表示してるんですよね。


首なし観音に祈る母がまた映ります。

やはりあにきに特別な生きる力を与えたのは
この菩薩様なんだろうねぇ。。





さてあにき、ゴリラみたいな化け物を退治しております。

今週も仕込み刀の抜き方バリエーションありがとうございます。
一瞬過ぎて見えませんでしたが。笑

ゴリラ、目が赤く光ってたので野生の普通の生物ではないね。
っていうか狒々ですな。
基本的に金にならないことはしないらしいどろろちゃんだから、
誰かに依頼されて退治に来たんだろうな。

茂みの中に隠れていたどろろが
「終わったか?」と顔を出す。
相変わらず仕切ってるねぇどろろ。

「あにき?」

あにき、一撃で倒すのさすがですけど、、、すっげえ返り血笑。
しかもその不満そうな顔。

汚れた。臭い。イヤ。って顔です。

「あっちゃーーー」
あにきの汚れ具合をみて思わず顔を手で覆うため息どろろが可愛い。

なんだよもう、返り血なんか避けろよ、
こないだ尼さんに洗ってもらったばっかりなのに
また洗わなきゃならないじゃねーか、って感じです。

川であにきの着物を洗うどろろ。
あにき、血が落ちたかどうかよくわかんないもんねぇ。
どろろが洗うしかないよね^^

洗ってもらいながらフンドシ1枚で川の中に突っ立ってるあにき、
パシャパシャと身体を洗ってますが、
自分の腕の包帯に血がついてるので臭いらしく、
匂いを嗅いでからしゃがんで腕も洗ってました。

手を咥えて刀洗ってるのかと思っちゃった一瞬。

や、刀も洗った方がいいと思うよ、
一度も手入れしてるの見たことないけど大丈夫なの?笑

しかしもはやフンチラくらいで動じる人は誰もいなくなったな。。
どう見えたかのほうが大事よね(笑。

「でな、その商人のおっさんが言うには、
 その国はとにかく土地が豊かなんだって。
 このご時世に、みんな白いメシを腹いっぱい食ってんだってよぉ。
 な、すごいだろ?」

醍醐領のことだよね、多分。
にぎやかな街というのは、ばんもんの、醍醐側のほうのことなんだろう。

「次はそこに決まりだな。がっぽり稼いでいいもんたらふく食うんだ。
 鯛の御頭焼きに、干しアワビに饅頭に!」

「…まんじゅ?」

っ…!!!

何コレ反則じゃん。
あにき可愛すぎじゃん。幼児じゃん。
公式狙いすぎじゃん。

まんじゅって、あれかな、曼珠沙華と音似てるから不思議に思ったのかな。
あれ、花の名前じゃないの?みたいな?

「やわっこくて、甘くて、飛びっ切り美味い食いもんだよ。
 ま、楽しみにしときなって」

あにきの着物を絞りながら、上機嫌などろろ。

どろろ、鯛の御頭とかアワビとか食べたことあるのかなぁ。
とりあえずこの子たちちゃんと稼いで飢えてないの嬉しい。


ちなみに原作でもばんもんで饅頭関連会話があるので
そこからなんだろうな。

でもあれは、どろろがどっかからかっぱらってきた饅頭を
あにきが「そんな臭い饅頭はいらねぇ」って言うんだよね(笑。
あにきは鼻が戻ってからどろろが風呂入ってなくて臭いって文句言ってたから。



と、あにきが首から下げたお守り袋を見てどろろが言う。
「そういや、前から気になってたんだけど、
 そのお守りの模様、そりゃ家紋だよな。あにきの家のかい?」

あにきには模様なんか見えないので
なんとも言えない顔しかできないよな。
パパがこれを持たせたとき、素性が知れるかもしれない、と言ってたけど
そんなのあにきには聞こえてないものね。

あにきにとってはこれって、ミオの遺した種籾が入ってるものでしかないわけで。

前の感想でも書きましたが、
それはなんだ、見せろ、みたいに取り上げられそうになって
あにき逆上しそう、ってのはありますよね。



醍醐の城のどこか。

兵庫が多宝丸を連れて入ってきた部屋には、
陸奥が誰かを捕らえている。
ああこれ、やっぱり景光の御庭番?

「薬を使いました。どのようなことでも答えるでしょう」

陸奥さん、女性なんですよね?
汚れ仕事やっちゃいます、なクールビューティだな。
きっと多宝丸の知らないところでも色々根回しとかしてそうな感じする。

兄、といっても兵庫とは乳兄弟なんだと思うけど、
兵庫が肉体派ボディーガードなのに対して
戦略家は彼女だろうと思われる。

「父上から特別な命を申しつかっているな? 何を命じられた」

薬に抵抗しながらも、男は
16年前に消えた赤子と産婆を探せと、と答える。

赤子だと?と多宝丸。
「何故父上はその赤子を探す?」
「それは…」
「答えよ」

男は舌を噛み切ろうとし、気づいた陸奥に止められる。
「助からぬか?」

男の生死を気にする多宝丸、いい子だな。

薬で力がはいらなかったために傷は浅い、と陸奥。

これ以上この男はしゃべるまい、と多宝丸は判断したようです。



高台から領地を見下す景光。
親父顔の影すごいな。

そこへ、馬で多宝丸がやってくる。

「父上、何をお考えですか」
「朝倉が不穏な動きを見せておる」
「それだけですか。父上、何故赤子などお探しになられているのです?
 それも、10年以上も前の。
 母上が拝む首のない菩薩像、あれと関わりがあるのではありませんか」

多宝丸としては初めてこのことに関して父に聞いたんでしょうね。
どう答えてくれるか、それでも期待しながら。

しかし父は顔を引きつらせるばかり。

「お答えください!父上!」

景光は突然鬼の形相で振り返り
「お前は知らずともよい!」

「ですが…」
「二度は言わぬ」

取りつく島もない父に落胆する多宝丸は肩を震わせて去る。

多宝丸としては、
このとき父が真実を話してくれることを本当に期待していたんだろうな。

「なぜ生きていた…」
しかしこのときの景光は
死んだはずの赤子のことで頭がいっぱいという皮肉。

多宝丸の勇気を絞った問いかけよりも。


馬でひとり駆けてきた多宝丸が水辺にいると
兵庫と陸奥が迎えにくる。

「よくここがわかったな」
「幼少の頃は何かあるとこの場所へ」と陸奥。
「そのたびにこうして迎えに来た。いつだって」と兵庫。

え、ちょい待ち、兵庫タメ口きいてる?

幼い頃、この場所で泣いていた自分を
「若、帰りましょう」と迎えに来たふたりを思い出す多宝丸。
泣き顔が笑顔になる。

幼少期から固く結ばれてるんだなぁ、この主従は。
それだけに、きっとこのうちの誰かが命を落とすフラグが、、、、

「幼少の頃か…父上には今も私が幼子に見えるのだろう。
 だから戦にも出さぬし、隠し事もなさる」

うんまあ、そうなんだろうな。
多宝丸を間違っても失いたくないという気持ちがあるんだろうと思う。

多宝丸も、両親の愛情を感じてないわけではないんだよね。

想像するよりもずっと複雑で厳しい真実が横たわっているのを
彼はまだ知らない。

まだたった15の子供だし、若様は若様なのですよね、
育ちが良くて、恐れも疑いもまだ彼を打ちのめすほどの絶望を伴っていない。

「父上のあのような顔、初めて見たわ」

赤子の件とは、それほどの大事か、と眉をひそめる多宝丸。



そこへ、何かもめている人の声が。

見下すと、湖畔の村の村人と、醍醐の役人が集まっている。

「なんだ?」


村人が、どうかご慈悲を、見捨てないでくだされ、と懇願している様子。

「何事だ」

多宝丸が尋ねると、

「多宝丸様、屋敷へ戻ろうとこの村を通りかかった折、
 この者たちが突然…」

村人の一人が多宝丸の前に走り出て、
お助けください、このままでは村の者がみんな化け物に食われるとすがる。
「化け物だと?」

蟹のな笑。

渦潮に引き寄せられると、人の口のようなものが待ち構えていて、
舟ごと人を飲み込んでしまう、と話す村人。
冒頭で食われた男の女房らしき女性が、遺品の鉢巻?を握りしめている。

「渦潮に人の口か。確かに魑魅魍魎の類だな
 よかろう、私がその化け物を退治してくれる」

おお、若様領民に優しいな。

「多宝丸様、この者たちの話を信じるおつもりですか。
 よしんば真であったとしても化け物退治など…」
臣下が異を唱えるが
「この者たちの言葉に嘘はない。
 民が苦しんでいるのに、放っておけと申すか」

何不自由なくスクスク育って、青いと言えば青いんですけども、
いい若者じゃないか、多宝丸。
いい子に育ってるよね。
彼が領主になればほんとにいいと思う。

武力に優れた兵庫と、狡猾にも振る舞えるらしき戦略家の陸奥がついていて、
彼のまっすぐな部分がそのまま将の器としてカリスマ性を発揮できる、
よい体制で治めて行けるだろうに。

少なくともすべてただ鬼神との怪しい取引に頼るしかない親父よりは
有能だろうに。

「いえ、そのような」
「化け物に臆したのなら、お前たちだけ帰ればよい!」
「多宝丸様…」

家臣はちょっとめんどくさそう。

「お前たちも怖ければ来なくてよいぞ」
兵庫と陸奥にも言う多宝丸。

「御冗談でございましょう」と陸奥。
「若が行くなら、地獄にだってついていく」と胸を張る兵庫。

ん?
また兵庫タメ口きいてる?笑

うん、まあ、キャラは分かってきたけどな。
もしかして日本語不自由なの?笑
子供の頃からお小姓なんでしょ?

景光が我が子可愛さに吟味して選んだ家柄の二人なんだと思うんだけどね。
兵庫の親は外人さんか?笑


ふっと笑う多宝丸。

ふたりがこう言うってわかってて聞いてるわけよね^^

いい関係ですなぁ、この3人。
誰一人、ラストまで損なわないといいのだけどな…



湖に舟を出す多宝丸たち。

と、多宝丸たち3人の乗った船の櫓が動かず、船頭が困っている。
「どうした?」と陸奥が聞くと、
「そ、それが、櫓が動かないんでさぁ」

湖面にみるみる渦がたち、船が引きこまれ始める。
「来る!」と多宝丸が言うと同時に、
蟹の化け物が姿を現す。

蟹vs蟹かよ…
公式の悪意感じる笑。

だってコレ、最後絶対あにきが斬るんでしょ?
幼少丸に蟹食わせたりさぁ。笑


「化けもんだぁ、食われちまう」モブが叫ぶ。

「うろたえるな、綱を引け!」

舟を綱で岸に繋いであったようで、
渦に巻かれて化け物の口に誘導されるのを避ける作戦だな。

「どうした、そこでじっとしていては、こちらを食うことはかなわんぞ!」

化け物を挑発する多宝丸。

「蟹だ、化け物蟹だぁ!」とモブ。

いや、わざわざ言わんでもわかってるから笑。

「なんと醜悪な姿よ!今すぐ叩き斬ってくれる!」

ほらもう~~たほにこんなこと言わせてるし~~vvv
公式キッツいわーーーー笑


「若!」
兵庫、2つの棍棒を絵でつなぐように合体させて、
多宝丸の足場を作り、
多宝丸は舟から舟へ飛び移る。
義経と弁慶みたいだな^^
ツィでも「八艘跳びだね」って言ってる方多かったな。

家臣の一人が蟹に捕まって食われてしまう。

陸奥は離れた舟から矢を射る。
この人は弓の名手なんだな。

那須与一かいな。

蟹といい、源平戦意識して作られてるのかな。

陸奥の矢で蟹が怯んだところへ
多宝丸、ジャンプして蟹の左の爪を斬り落とす。
おおお、お見事。
多宝丸、結構な使い手なんだな。
「僕はこの国で一番強いんだぞ」って子供の頃言ってたけど、
あながちウソでもないんだろう。

兵庫が棍棒のような武器で蟹の甲羅を破る。
馬鹿力なんだなこやつは。
その甲羅の取れたところを、陸奥の矢が正確に狙う。
なかなかよいコンビネーションです。有能。

また連係プレーでもう一撃。
同じ手を更に斬られて、蟹は水中に潜ってしまう。

「逃げた?」と兵庫がつぶやいた次の瞬間、
舟が下から激しく突き上げられる。
「ヤツめ、水中から!」

劣性と判断し、綱を引いて陸へ上がることを指示する多宝丸。

ふむ、冷静だし、的確だし、
兵が損なわれることをちゃんと気にして命令を出せるし、
立派だよね、多宝丸。

「相手も傷、軽くない。だから追ってこれない」

兵庫~~~タメ口~~~片言〜〜笑。
なんで?
キャラは十分立つと思うよ、こんなしゃべりにしなくても。

ネタ?ネタ提供なの?笑

種子島より先に日本に来ちゃった人みたいだよ?笑




船底に穴をあけられた舟を検分し、
「あと数度突かれていたら舟が持ちませんでした。
 やはり船上での戦いはこちらが不利かと」と、冷静な陸奥。

「どうする、若」と兵庫。

陸奥って細かそうなのに、兵庫の若へのタメ口怒んないの?笑

考え込む多宝丸。


「若、怖れながら、あやつ、得物を口で食らいまする。
 あらかじめ懐に火薬を忍ばせ、飲まれた際、炸裂させるのです。
 外は固くとも、内はもろい。必ずや化け物を殺せましょう」

陸奥が特攻的作戦を提案してくる。

「飲まれた者諸共な。化け物と心中か」
そんな作戦は気に入らんな、というふうに多宝丸に返され、
「っ…」
やはり下策ですね、というふうに悔しそうな陸奥。

しかし「俺たちがやる」と兵庫。

「死ぬと言ったのだぞ?」
「死なない。俺たち兄弟は若を守るためにいる。
 死んだら若を守れない。だから死なない」

や、漢気があるのはよくわかるし、カッコいいセリフなんですけど、、

ダメや、タメ口と片言しゃべりが気になって、
お前無謀なこと言ってないで頭使って考えろよとか思ってしまう笑。

ほんとに兵庫どうしてこんななん?笑
好きですけどねvvv


「若…」

陸奥も、やらせてください、というように一歩前に出る。
陸奥も言うなら勝算あるんかな。


多宝丸はしばし黙っていたが、指差して言う。
「見よ、この景色を。山は緑が濃く、泉は水に溢れ、
 水田は稲で満ちている。これが醍醐の土地だ。
 だが、私が生まれる前は違ったと聞く。
 水害によって稲は育たず、木の根を噛んで日々の飢えを凌ぐほどだったと。
 それをここまで立て直したのは誰か。
 我が父、醍醐景光だ。私はその息子、多宝丸。
 化け物如き、この手で必ずや討ち果たしてみせよう」

父がしたことを知ったら、この憧れと信頼と誇りは失われるのだよね。
それでもやむを得ず父の選択を支持するのか、
はたまた犠牲の上に偽りの繁栄を求め、
他になす術を探せなかった父を蔑むのか。

多宝丸のゆく道はどちらだろう。

アニメの彼には、兵庫と陸奥がいる。
そのことが、彼の決断にどう影響してくるのだろうか。



「お前たちがすべきは、死ぬことではない。
 私を信じる、ただそれだけでよい」

おおお、王者の器だなぁ。
こんなこと言えちゃう主人に仕えられたらこの時代幸せなんだろうな。

多宝丸死なせちゃだめだよコレ。

こういう回わざわざ作っておいて、死なせたら阿呆でしょう。
固執する父と、若く青いとはいえ、可能性と気概のある息子。

どちらが将としてふさわしいか、自明じゃないか。

頼むよ。
彼が醍醐領を、チートな技でなくて民が幸せになれる国にしてくれるなら、
どれだけあにきも救われることだろう。

次世代に種を撒こうよ。


「若…はっ!」
感銘を受けて、思わず礼をするふたり。
善き主従だのう。

ふたりとも生きて多宝丸を支えてくれよ!!;_;


多宝丸、何かに気づいたようです。
「兵庫、私を担ぎ上げろ」

一瞬びっくりして躊躇する兵庫に、早く、と急かす。

もっとだ、と言われて肩車しちゃう。

何この絵。
多宝丸クラスタさんに死ぬ人出るじゃんこんなん。笑


高い高ーいしてもらった多宝丸、地形に活路を見出したようです。

「そうか、、、陸奥、皆を集めろ」


それにしても弟、顔がいいわ確かに笑。



夜、屋内で作戦会議。

「これしかヤツを討つ手立てはない。
 容易いことではないが、やってくれるな?」

翌朝から、大規模な土木工事を指揮する多宝丸。
大量の木を伐り出しているようなので、ダムと水路でも作っているのかな?
 
ダムが完成し、囮の舟につられた化け物がダム湖に入ると、
多宝丸の合図で水門が開かれ、水がはけていく。

隣接するふたつの湖を水路でつなぎ、ダムを作って、
片方から水を抜いて、
陸に上げてしまったというわけね。

「姿を現しおったな。今度こそ斬ってくれる!」

しかし化け物の咆哮に、怯む家臣たち。

お前たちは下がっておれ、と言い、
兵庫と陸奥だけを連れて向かっていく多宝丸。

将自ら最前線ですかーみんな惚れちゃうなコレは。

爪の攻撃を避け、刀を振るう多宝丸。
兵庫は棍棒の一撃で脚一本落とす。凄まじきパワー。
陸奥は陸奥で、一番装甲の弱そうな腹の部分だけを狙って
効率よく速射していく無駄のなさ。
どんだけ連射してんのこの人。

「あんな恐ろしい化けもんを一方的に…」
「すげえ…」
「多宝丸様ー!!おらたちの仇をとってくだせぇーー!」

もうアイドルじゃん。
めっちゃ領民の心掴んじゃってるじゃん、若。

群衆って現金だよねえ。
こっちが優勢と踏んだら、石投げて加勢するんだもんね笑。


今ちょっとやなこと考えたけど、
これほど多宝丸を慕う領民の皆さん、
あにきに敵意向けてくるようなことに、、、なったらヤダな。。。


口々に罵りながら石を投げる村人たち。
蟹の化け物はだいぶ弱ってきたようです。

「これまでだな。今ラクにしてやる!」

霞の構えで剣を持つ多宝丸。
かっけぇな!


と、蟹が大岩を掴んで、閉めてある水門に投げつける。

コイツ結構頭いいじゃん。
地獄堂の鬼神じゃないんだよね、醍醐領で悪さしてるんだから。

あにきの部位持ってるヤツよりよっぽど頭良…ゲフンゲフン。。


「水門を守れ!」

多宝丸が命じて、皆駆け出しますが、間に合うはずもない。
ダムが決壊し、水が大量に流れ込んできてしまう。

押し寄せる波に流されないように、
多宝丸が刀を地面に刺して踏ん張るのカッコいいな!

あにきが仕込み刀を木に刺して停まってたのもスゴイなと思ったけど
先天的に醍醐兄弟ってサバイバル戦闘民族なんじゃね?


次々に化け物のほうへ流される村人たち。
 
兵庫が彼らを掴んで陸へ放り投げて助ける。
すげぇ怪力だな!
日本人離れしてるな!(←外国人フラグ立てるのやめてやれ)

しかし自分は流されてしまい、化け物の口のところで踏ん張っている。

「兵庫!待っていろ!」

彼を助けようと果敢に近づいていく多宝丸ですが、


そのときあいつがやってきました!

あにきどこに居ったんかな。

偶然通りかかったら
デカくて赤いのがいて
白いのがいっばいヤラレそうになってたから助けに来たんだろうな。

岸からジャンプしながら仕込み刀抜いて
一番堅そうな甲羅の部分を斬り裂くあにき。

おーーい、片方の義手多分水の中に落ちてんぞダイジョブかーー


あんまり早すぎて多宝丸気づかなかったのかも。

あにきが斬った直後、多宝丸も横一閃に刀を振るい、兵庫を助け出す。

あにき、、、
真上から蟹の甲羅十字に大きく斬り裂いてるじゃん…
凄すぎ。

ていうかあにきの仕込み刀の切れ味
たいして手入れしてないのに(笑)怖すぎなんですけども。
寿海パパ、そんなのどこから持ってきてん。

ナマ蟹の溢れる身、、、美味そうだな。笑。


「はっ…」

多宝丸、自分が斬ったはずもない大きな傷を見て驚く。

陸奥が手を伸ばして、多宝丸を舟に上げます。

あ、子供の頃とおんなじだね。
ふたりで迎えに行っても、
若に手を差し伸べるのは陸奥の役目なのかな^^

湖から着衣の人間舟に上げるなら兵庫のほうが適役ではないかと思うけど笑


舟で陸まで行く途上、化け物蟹の爪の上に立っているあにきを認め、
興味をひかれる多宝丸。

「…おまえは?」

その声が聞こえて、多宝丸のほうを見るあにき。
でも一瞬で通り過ぎてしまう。

多宝丸は、蟹を斬ったのがあにきだとわかったのだろうけど、
それ以外に何を感じたのかは、次回までお預けですね。


風があにきの着物を揺らし、懐の家紋入りの巾着袋が垣間見える。



多宝丸と会話したあの高台から、醍醐領を見つめている景光。


地獄堂が映り、何か鬼神の唸るような声がしました。
真打登場のような空気?


そして母は今日も祈りを捧げている……




ーーーーーーで、どろろはどこに?





さて、次回は「ばんもんの巻・上」とのこと。
先行カットでどろろとあにきと多宝丸が
向かい合っているショットがありましたので
出逢って会話することになりそうですね。

今のところお互い誰とは分かっていないから、
蟹を一撃で斬り裂いたあにきの腕が立つと、
多宝丸が勧誘する流れなのだろうか。

あ、でも「つくりものの手の男」だってわかったら、
父がいわくつきで探させている男だとわかってしまう?

他のカットではどろろとあにきは桟敷のようなところにいたし、
芝居でも観てにぎやかな街を楽しむシーンもあるのかな。
どろろはおにぎりほおばってご満悦のようでしたね^^

しかし景光が兵庫と陸奥を呼び出しているようなシーンもあったし、
あにき暗殺指令出してそうな予感はある。。。。


次回、あにきも多宝丸も、真実を知ってしまうのか…?
それは下巻に送るのか?





妖怪図鑑は蟹化け物。


今更ですが、、、妖怪のネーミングほんとに凝ってないよな笑。


PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
Calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Coments
[06/29 pochi(管理人)]
[06/29 おねね]
[06/29 pochi(管理人)]
[06/28 のり]
[06/27 pochi(管理人)]
Track back
Profile
HN:
pochi
性別:
女性
ブログ内検索
Analysis
"pochi" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]