pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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紫苑です。かなーり自分絵ですが雰囲気くらいは出てると思ふ。
先日近所のコミックレンタルやってる店で
偶然に「ぼく地球」の愛蔵版を見つけまして
なんだかすごく懐かしくなったのと
多分2話くらい読み逃していたような気がするので
借りて読んでみました。
まとめて一気に読むとなかなか読み応えがあったです。
やや展開に無理がないでもないし
納得いかない部分もあるにはありますが
作品としては良くまとまってると思う。
「ぼく地球」は神作品という人も多いし
先日びっくりしたんですが
なんと続編も連載中らしい。
今も大ファン、という方が多いかと思いますので
ちょっと言いにくかったりするんですが
実はワタクシ、当時も「好きだけど好きじゃない」、という
フクザツな思いで読んでいた漫画でございました。
設定はすごく面白いと思うんですよ。
世界観もなかなか壮大だったし
異性人が輪廻転生、って発想も新鮮でしたし
何より輪がシュウと名乗りながらも実はシオンであり、
彼だけが何故9歳も年下であったのか、の真相が壮絶で
これはすごい少女漫画が現れたなーと
圧倒されたものでした。
ただ残念だったのは、
ワタシはどうも日渡さんの、
コメディシーンの作風がイマイチ好きになれなかった。
絵柄は好きだったし
シリアスなシーンの感情描写なんかは実に秀逸だと思うのですが
独特のノリ、とでもいうか、
楽しげなシーンのテンションの高さに違和感を感じてしまって
肌が合わない部分があるんだと思う。
なので「話は面白いけどキャラがイマイチ」という
結構珍しいジレンマに陥って読んでいたわけなのでした。
ただ紫苑だけは結構好きだった。
傷ついて、傷ついて、どうしても何にも癒されなくて
プライドと本音の狭間で
結局は破滅的にしか生きられないみたいなこの昏い男の
どうしようもない振る舞いが興味深かったのですな。
母星が消滅して自分以外の人間もすべて真に不幸になったときに
彼はすごく動揺したんだろうと思う。
だからもっと自分が不幸になろうとしたみたいに思える。
木蓮が彼を許し受け入れたときに
言葉とは裏腹に絶望していた、というシーンは
すごく切なかったですね。
紫苑はほんとうに木蓮を愛していたのだと思うけれど
あのときの彼はキチェ・サージャリアンとしての慈悲に縋ったんだなと
やっぱりワタシも思います。
ところで続編なんですが、
随分絵柄が変わってしまって、一部のオールドファンには不評みたいですね^^;
確かに愛蔵版の巻末に描かれたキャラ絵はあまりにも違っていて
違和感あったしなぁ。。
ロリ絵っぽい…確かに^^;
巧くなる、という意味で絵柄に変化があることは
長期連載中では同じ作品でもよくあることですけれども
絵柄が幼くなる、というのはちょっと珍しいケースですよね。
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