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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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今日を逃すと上映時間が変わってしまって
観る機会が益々なくなりそうだったので
無理やりに時間を作ってようやく行って参りました!

元が三国志ですし
ネタバレ配慮のいるような内容でもないかと思うのですが
感想は一応隠します。



面白かったと素直に言いたいところなのですが
個人的好みとは少しズレていたため
総合的に見て残念ながらイマイチかな、と^^;
正直ワタシは三国志はバカみたいに好きなのですが
もう一度観たい、とは思わなかったので。

初めから二部作とわかって観ているので納得はいくのですが
単品の映画としてとりあえず楽しめるという
「起承転結」はこのパート1にはなかったので
例えば子供は観てて飽きると思う。
ぽぽじ連れて行かなくて正解だったです。

もともと二部作で四時間を越える、という構想であったからなのか、
脚本の引き算がいまひとつではなかったか。
もっとスリムにしてもよかったんじゃないかと思った。
ぶっちゃけた話
「そんなに長くなくてもいい無駄なシーン」と感じたものもいくつか。


そしてやはり、「中国映画」だな、と思いました。
なんというか、カラーがまさしく^^;
演出のベタさ加減、とでも言うか。

ワタシ「ベタ」は好きといってもいいのですが
それはやはり洗練された王道を好む故であって
わかりやすすぎるチープさとは別のものなんですよね。

や、ストレートに中国の映画の演出がチープだと言ってるわけではないんです。
それは言わば「文化の違い」みたいなものであって
中国映画の演出のスタイルが
ワタシの個人的な好みと合わないということなんだと思うわけです。

コメディ系のカンフー映画なんかの敢えてのベタさは
かなり好きなんだけどなぁ。

ここ10年くらいの中国映画のお耽美っぽい演出はね、
何かね、居心地の悪さを感じるというか、
あんまりカッコイイとか綺麗とか思えないわけなんですよ-_-;

琴を弾くシーンとかわざとらしくて飽きた。。

そんで周瑜と小喬イチャつきすぎ^^;

セクスィーというよりそんなに始終欲情してないでくださいと
思わず赤面してしまいそうになったよオバチャンは(笑。

どうも2では小喬は単身、(恐らく夫には黙って?)曹操のところへ向かうようですが
「私の身を差し出しますから戦を止めて」というような交渉に出向くのかな?

そんな有り得ナス!笑

てか夫というか味方も敵もバカにしすぎだろそれ(笑。
大儀どうなんだ大儀。
自分どんだけ価値あるとお思いですか小喬ーーー!?


それともこの映画のソソ様は
それくらいおバカさんだと小喬に思われちゃってるのでしょうかどうもそうらしい(哀。

やー、いくらソソ様も「おお、そうかvv」ってことないだろうから
戦は回避できないわけだよね、
そうじゃないと赤壁の戦いなくなっちゃうからね映画の意味ないからね!笑。

そうすると小喬ただのお荷物というか
連合軍の頭痛のタネになるよね^^;

ソソ様も周瑜も小喬もちょっと冷静になれ。
セクスィー部長も言ってるじゃないか
「くれぐれもビジネスと色恋を一緒になさらぬよう」笑。


さてワタシも少し冷静になろうか(笑。

しかしわかっちゃいましたが
曹操がとにかく悪役に徹し、
劉備側だけに大儀を持たせるこの物語展開が
宋代に確立された、中国の方の愛した
通俗小説としての「三国志演義」であり、
善悪二極化された非常にわかりやすい作りになっておりました。

言わば「勝ったほうの為政者」が好きに書く「正史」と呼ばれるものが
果たしてどれくらい正しいのかは謎ですが
曹操という人は「演義」で書かれているよりは
多分ずっと冷静で有能な稀代の政治家であったはずで、
漢王朝がもうダメダメだったのも真実であったろうし
劉備軍ごとき辺境の取るに足らない小数の反乱軍程度であったはずなのですが
今回のこの映画はそういう面を検証するよりも
やはり連綿と愛されてきた「三国志」をドン、と提示してみせる意図のものなので
それ自体はかまわないというか、むしろ当然なのだろうと思います。

しかしもう少しソソ様を
悪役ながらさすが、という描き方してくれたってよかろうに-_-;

ソソ様恋煩いしすぎ(笑。

マジ「なんのための戦やねん、大儀もなくてただ女欲しいだけか!」
というノリで来るとはなぁ……

てか配下の将に「ほんとうに女のためだけに戦を起こしたのか!」
とか呆れられてましたけどダイジョブなのかソソ様。

あれ言った人誰だろう夏侯敦?

曹魏の皆さんの描かれ方がなんか散々だったので
各武将の名前とかいっそ詳しくは知りたくない感じでしたが^^;

また荊州降伏組のふたりの武将の卑屈なことが
あまりにもあからさまで
絶対後で酷い目に合うよね的空気が濃く漂ってましたねー
2で酷い死に方するんだろうなぁ。

なんつか…
子供騙しなほど二極化が激しく
敵方である曹操軍に気骨のある感じの漢がひとりもいねぇよ、ってのは
大人の映画としてつまらなくないかイマイチ-_-;
そのくせ戦いのシーンだけは残酷なほどリアルに流血してて
間違っても子供向きではないのだが。

公開前の新聞の評に
「敵味方個々の武将の生き様的なカッコよさを求めても肩透かし」って書いてあったんですが
なるほどという感じ。


うーん、、、
どうもまとまりのない文章でダラダラ感想になってるので
以下は思いついた点を箇条書きにいたします。


・孔明の金城氏はキュートでしたな~よろしかったです。
 張飛の怒鳴り声を予測して耳塞いでたのとか可愛かった。
 
・2で風を呼ぶ祈祷をしている予告はなかったようですが
 祈祷はするのか否か。

・孫尚香が敵軍に単身乗り込んでいきそうなのを
 孔明がむしろ煽っているのがちょっと違和感。
 いくら才ある女性と言えども呉主の妹にそんなことさせていいのか^^;
 赤壁の裏山での一戦でも尚香を囮に使うとか有り得ねぇ。

・孫権に決断を促すためにひとりで虎刈りさせるのもどうか^^;
 しかも襲われて落馬してんのにほっとくとは
 主人を主人と思わぬ呉の皆さん孫権要らないの?笑

・権も机叩き斬るのにそんな端っこ三角に斬ってるなよセコイなぁ(笑。
 ズバっと真っ二つにせえ真っ二つに。

・権役の俳優さんめちゃイイ男やったな。
 ワンコ顔で日本人ウケしそうなタイプ。
 周瑜役・往年の二枚目トニー・レオンも少々老けてきてしまってたので
 むしろこの人の美丈夫っぷりのほうが美周郎っぽいような。

・「文官は腰抜け」と怒鳴ってた呉のヒゲの老将はどうやら韓当だったらしいので
 呉のハリキリ爆弾爺黄蓋は2から登場なのか。
 百叩きあるのかしら。普通死ぬけど。

・趙雲さまはなかなかカッコよかったv長坂の戦いの阿斗様救出劇は満足。
 というか冒頭の劉備軍が長坂で逃げるシーンが
 今回一番面白かったです。

・劉備の夫人はどうやらふたりとも亡くなったようですね。

・張飛の長坂橋仁王立ちはなかった残念。

・関羽カッコよかったなーvでもあんまり身長なかったですね。
 趙雲さま役の俳優さんは結構デカイ人だったのに。
 
・戦のシーンは全体にワイヤーほとんど使用してなくて好感。
 肉弾戦は腕力勝負!という、とにかく力で勝る豪傑には勝てん、という感じが
 リアリティありました。

・赤壁の裏山での戦いで、
 曹操軍が盛り返して歩兵の丸い盾で周囲を固めたシーンで
 連合軍の歩兵が突っ込んで行って
 盾の間から突き出された槍にどんどんやられるのを見て
 この人たちアホじゃないかと思った…-_-;
 そんな…自分らでさっきまでやってたようなことされたのに
 当然そのくらい予想できるだろうに、なんで次々に突っ込んで行くデスカ。
 囲んで引いて、趙雲さまたちが馬でトゲトゲ棒のついた鎖?みたいなので
 包囲していくの待ってればいいと思ったんですけど。
 正直それまでは残酷ながらリアリティのある戦シーンだなと思ってたのに
 あれ見てちょっと冷めた…-_-;

・中村獅童はなかなかよかったですね^^
 甘寧、じゃなくて甘興か、
 彼が海賊上がりの部下にアニキと慕われてる感じがよく出てました。

・ところで吹き替えは金城氏は本人じゃなかったのねー
 中村獅童は本人だったのに。

・映画的に無理もないが大喬の立場がない(笑。
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