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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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どうせ眠れないので
記憶に新しいうちにネタバレ書きます。

自分の備忘録程度のつもりで書きました。
ご自身でまっさらで楽しんでいただくのが何より、とも思いますので
ほんとうにネタバレ大丈夫、
内容先に細かく知りたい、
という方以外は閲覧されないほうがいいかもしれません。
 
スマホで閲覧される場合や
検索からおいでになると
隠してもオープンされて表示されてしまいますので
ネタバレはイヤン、という方はくれぐれもスクロールしないでくださいね。


一応以下の点、ご留意くださいませ。



・興奮状態て1回観ただけですので、見逃し、思い違い、勘違い満載の恐れあり。

・シーンの順序違ってるところもあるかと思います。

・どうしても私の主観的解釈が入りますので、
 あくまで個人のネタバレ感想という観点でご覧ください。

・先行上映行かれた方、解釈ではなくて、事実が「ここは違うよん」
 という部分がございましたら、
 コソーリ教えていただけますと喜びます^^


それでは「続きを読む」からどうぞ~



OPの、女王蜂の「火炎」に合わせての映像はありませんでした。
というか、OP自体なかった。
 
ED「さよならごっこ」も、
楽曲は流れましたがスタッフロールだけでしたので、
映像つきのOP、EDは本放映までおあずけのようです。

山深い土地にそぼ降る雨の情景からスタート。
醍醐景光の奥方、縫の方の出産シーンから始まります。
産屋には、縫の方が信仰しているらしき菩薩さまが置かれています。
PVに、頭がなくなっている状態ででてきていた、
子供を抱いた慈母観音像です。

出産を待つ景光が部屋の外にいて、
地獄堂を訪れたときの回想シーン。

地獄堂の上人が
ここに来られたということは、そういうおつもりですね、
というようなことを言ってました。
鬼神と契れば地獄に堕ちますぞ、
鬼神に近づいてはなりませぬ、生きながら外道に堕ちてはなりませぬ、と。

しかし景光は地獄とはここのこと、僧侶がいくら拝んだとてこの世は変わらぬ、
と答え、
上人を斬り捨てます。
死に際に、
御仏に祈れどもこの世は無情であり、己の信心は揺らいできてしまっている、
信仰心を失わぬうちに死ねるのは幸い、
と言い残して息絶える上人。

このくだりは旧アニメの、第1話の僧侶のシーンを彷彿とさせました。

自分が斬った上人に、片手ですが、手を合わせる仕草をする景光。
ちょっと私コレ意外でした。
合掌する意思があるんだ、って思って。

そして景光は鬼神像に語りかける。
これから申すは祈りではない、取引だ、と。

加賀の国、石川の領主と明言してました。
我が領土の繁栄、天下取りを保証するのであれば、
この先自分の手に入るもので、お前たちの望むものを何でも持って行け、と。

雷が落ち、景光の額に十字の傷が。

この時点で、景光は鬼神たちが何を望むかわかってないんです。
何か大事なものを持って行かれる、という
漠然としたものしかない。
 
景光外道ランキング1位はやはり旧アニメが独走態勢ですねー
あいつだけだからね、
聞かれもしないのに自分から「子供をやろう」って言ったの。


やがて産声が。
確か初期に「産声さえあげられぬ、、」、
というようなコピーが使われていたと思うのですが、
最初は産声上がってました。
産まれた後、身体を奪われるのはゲームと一緒です。
 
景光も、おのこでございます、と言われて
「でかした、奥、世継ぎだ!」
と喜んじゃう。

しかしそこに稲妻が。
産婆や侍女の悲鳴が上がり、
景光が産屋に入ってみると、
縫の方の抱いた赤ん坊は目も鼻も耳も手足も皮膚もない。

血の滲んだ赤ん坊あにきはそれは哀れでした。。。

先ほどの慈母観音の頭が無くなっていて、
侍女が「奥方様が、身代わりでは、とおっしゃって…」
と言っていました。
どうも何かひとつ、重要なものが
この母の信仰する慈母観音のおかげで奪われなかった、
というようなニュアンスに感じました。
本来ならここで亡くなっていたものが、
生きながらえたのはそのためではないかと。

あとのシーンで鬼神も言ってるんですよ、
あれが奪えなかったせいで、みたいなことを。

上映会の後でご一緒していただいた方々と色々話したのですが、
どうも心臓じゃないかという見解になりました。
というのは、このあとのシーンで、脈打つような描写があるんです。
血も流れているし、
心臓は残ったからではないか、と。


願いはかなった、望みは聞き届けられた、と
狂ったように高笑いする景光。

この子は生きています、こんな姿でもまぎれもなく私たちの子、
と縫の方は言いますが、
「こやつは最初からいなかったのだ」と取り上げる景光。
どうせ長くは生きられぬと言われ、
それならばなおのこと、この手に抱いていたいという母。
このひと言、ぐっときました。
新アニメの縫の方の描かれ方、いいですね。

夫の袖が破れるほど縋り付きますが、
ふりほどかれ、
赤ん坊は侍女の手で川に捨てられてしまう。

「こんな姿では、生きてるほうが哀れだよ」、と
川に沈めようとする侍女ですが、
赤ん坊が脈打っているのに気づき、
「あんた生きたいのかい」と、
そのまま沈めるのを不憫に思い、
ここから先はあんたの運次第、と
近くにあった小舟に乗せて流すのです。

私的に「タライじゃないんかーい」と思ってしまった。
なんか、どろろにおけるタライってシンボル的イメージもってたもので。

タライに乗せて流す、というのは葬送のイメージなので、
原作その他、これまで実の親が流していたからタライだったのね、
と思いました。
ちなみに原作と旧アニメは両親で、
ゲームは景光が追いすがる縫をふりきってひとりで流しに、
実写映画では「ここで殺されるのがいやならそなたが捨てて参れ」と言われ、
母百合が流しています。

今回は本当に「なかったもの」にされてしまって
葬送の儀式ですらない、というのがつらいですね。
忌み子を侍女に始末させる、という感じが強かったです。

舟で流す、というのも葬送のスタイルのひとつではありますが、
たまたまそこにあったものを侍女が使った、という
間に合わせのようなものなので、
実の親が用意したタライに乗せて流すのとはやや違う。

ちなみ、その侍女は、川にいた、兵士の死体に憑依した妖に食われてしまいます。
そこに居合わせたのが、みんな大好き、琵琶丸さん。
琵琶の仕込み刀で、その妖を一刀両断、カッコよかったですよ^^

彼は見えてないので、流された赤ん坊の魂の炎を視て、
「匂うねェ、こりゃあ悪さの匂いだ」ってセリフが
ここででてきておりました。

流されゆく赤ん坊の魂の色は
赤とも白とも、緑とも。

どうもこの新アニメの世界観では
盲目ながら何がしか、魂の色を視る力のある者には、
邪悪なものは赤い炎のような色に、
害意のないものは白い炎のような色に見えていて、
メンタル状態によって輪郭がはっきりしたりぼやけたりしているみたいです。

赤ん坊の色は定かでなく、
人ならざるもののようでもあり、
琵琶丸には人知を超えた力の宿るような魂に思われたようで、
彼はここで興味をひかれたようでした。

この日を境に飢饉続きで荒れ果てていた醍醐の領土は栄え、
その陰にひっそりと捨てられた赤ん坊のことは
誰も知る由もなかった、、、というナレーション。


そして時は流れて16年後。

16年、てはっきりテロップ出ました。
あにき、16歳確定です。

14よりは行ってそう、18よりは下そう、って皆さん言ってましたもんね^^



戦場跡、まだ生々しく遺体の転がる荒れ野で、
弔いのつもりなのか、
遺体の欠損部分に義肢をつけてやっている寿海。

通りかかった旅の僧侶に
「遺体の失われた手足をつけてやっている医者とはあんたか、
 仏さんもさぞ救われるでしょうな」
と言われ、
捨てるはずのものをせめてと思っているだけ、と
物憂げに答える寿海。

パパ、かなり沈んでる感じです。
このシーンにオーバーラップする感じで
既に寿海のもとを旅立ったあとの百鬼丸が歩いているシーンが入るので
詳細はまだわからないですが
宿命と悟って百鬼丸を送り出したものの
とても憂えているパパの憔悴した様子が切なかったです。

今回のパパ、PVによれば子百に剣を教えたりして
とにかく百鬼丸の行く末を案じで色々教え込んだ、
という感じがして、映画版のイメージ入ってるので
私としてはとても好み。

一方歩いているあにき、
人形っぽさ半端ないです。
仮面なので顔も無機質。
口元に切り込みの入ってるカットもあるし。

それに、歩くとき、カコッカコッて音がするんですよ。
からくり感すごい。
これ、今までになかったので新鮮でした。


さて、長くなったので一旦切ります。

ちょっとPCおかしいので
書いてる途中でオチたりすることがありまして、
ここまで書いて飛んだら怖いので^^;

実はさっき一度飛んだ。。



続きはその2、次の記事にて。
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