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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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ワタクシ結構ホラー映画好きなのですが。

数年前に劇場版の「呪怨」を観まして、
びっくりさせる程度で別に怖くないなぁ…
というかどうやら元ネタがあるらしいけれども
それがさっぱりわからず
なんでそんな人気あるんやろ??
とか思ったんですね。

で、観たあとでちょっと調べて
元々はビデオ作品で2本作られて
話題になったので劇場版ができたというのを知ったわけです。

それで先日機会があったので
やっとそのオリジナル版のビデオ作品とやらを観ました。

加椰子と俊雄くん(字これでよかったっけ?)が
何者でどういうことになって
どんないきさつであの家が呪われてるのかとか
ようやく理解できたさー

なるほど、ビデオオリジナル版のほうが怖いしよくできてるですね^^
びっくりさせる系のシーンはほとんどなくて
ショッキングなシーンも
あらかじめくるぞくるぞと思わせての
満を持して「ぉぉお出た」みたいな演出になってて
なかなか巧かった。

柳ユーレイさんが出ていたので
「女優霊」を思い出してしまったけど。

ただラスト近くに加椰子が増殖して
ロメロのショッピングセンターのゾンビみたいに
わさわさ出て来たのは失笑してしまった^^;

劇場版の「呪怨」て
そっちへ逸れたんですかね
ほとんどお笑いみたいだったもんなぁ^^;

初々しい栗山千明ちゃんとか
むしろ幼いってくらいの子役時代の市原隼人くんとか出てました。
市原くんはほんとにちょいと出で、
1分も出てないんですけどね^^



ちなみに栗山千明繋がりで
大杉蓮も出ているしと思って
軽いキモチで見てみた「エクステ」は酷かった^^;

テーマ的にはもっと徹底的に怖くできただろうに
脚本が酷すぎて開いた口が…^^;

というかアレはむしろギャグを撮りたかったのかな?そうなのかな?
なんにしてもブラックジョークにしたってセンス悪すぎる-_-;


それから江口洋介の「アナザへブン」も観たんですが
また後日感想書きます^^



◆「続きを読む」にてひと言メルフォのお返事をさせていただきました。
  ありがとうございます^^

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渡辺謙主演の87年大河「独眼竜政宗」
全50話、全部観ましたよ~

23年前には多分2、3回見逃していたと思うし
忘れているところも多かったので
新鮮に観られました。
大変面白かったです^^

血気盛んな若い政宗が
秀吉や家康の強大な権力の前に足掻きながらも
年を重ねるとともに次第に達観していく移り変わりが見事だったなぁー

既によく言われてることですが
謙さん演じる政宗がですね、
とても1年弱の間に全てを撮影されたとは思えないほど
ほんとに年取って見えた。

前半は確かにせいぜい20代前半にしか見えないのに
途中からどう見ても
40半ば以上の壮年の役者さんが演じているようにしか思えない。
謙さん自身はこのとき確か28くらいだったんだと思うのですが
巧い役者さんてすげーなーというか、つくづく感心しちゃいました。

原作小説に副っているので
当然史実と違ったり、
昨今の研究で見解が違ってきていたりするものもあるし
大河の常で、できるだけ政宗陣営が「いいもの」にはなってはいるのですが
それでも結構伊達軍て小ズルかったり(笑
失態をやらかしたりと結構最後までハラハラが続くので
飽きなかったですね~

愛姫との夫婦愛も丁寧に描かれている性格上
側室は猫御前(飯坂の局)以外はあまり出てこないんだよね。
結婚15年目にしてようやく愛姫が懐妊したときの喜びようったら
大変微笑ましかったv

でも実際は山ほど側室がいて子供もぎょーさん居るんですよね政宗^^
当時の武将としては当然なんでしょうが。
系譜上は家臣の子としているご落胤も結構いるらしいし(笑。

それでも次男でも正室・愛姫の子に本家を継がせて筋を通したし
4人も産んでるのは愛姫だけなんだよな^^


政宗は遺言で、自分の死後に作る像は全て両眼を入れるように、
と言い残してるんですよね。

理由としては
「父母にもらった身体を損なったのは不孝であるから、
絵姿や像は完全な姿で残したい」
というのが有名ですが
大河のラストでは愛姫に
「俺はこの世で愛(めご)を半分しか見ていない。
 あの世では両目で見たいのだ」
って言い残すんですよ~~泣けた;_;

言葉通り、
仙台市の馬上像も、現存する絵も皆両眼入ってますが
有名なお話ですけれども
唯一愛姫が特に作らせたという木像のみ、片目を閉じた姿で作られていて、
生前の夫の姿をそのまま残しておきたいという
愛姫の想いが感じられてしみじみいたしますよね;_;

謙さん以外にも
三浦友和さんとか西郷輝彦さんとか村田雄治さんとか
脇の俳優陣もほんとに見事で
やっぱ丁寧に作られてる時代劇は
見応え十分でいいなぁと。

真田裕之とか宅麻伸とか沢口靖子とか
めっちゃ若くておおっとか思った^^
さすが23年も前だけある。

あ、でも若林豪さんだけは
こないだ島左近やってたのとあんまり違わなかったような(笑。
や、比べて見れば老けてるんでしょうが
49歳の真田幸村役と
やはり晩年の島左近役ということで
役年齢がどちらも老け役だったうえ
どっちもちょっとしか出なかったからかな、
印象も似たような感じだったのね^^

政宗と関係ないですが
幸村ってゲームでは武田信玄を「おやかたさま」と慕って
ずっと武田の家臣だったような描かれ方が多いですが
(BASARAも無双もそう)
考えてみれば信玄は彼が14、5の頃死んでるので
実際信玄に直接仕えたのは父の昌幸だし
資料は少ないけど
むしろ豊臣の家臣といったほうが正解な気もするんですけど
ゲームは真田三代をひっくるめて幸村に投影してるんでしょうね、と今更。


さて、次は結構見逃してた「風林火山」を見ちゃおうかな、と^^
(無双OROCHIまだ終わってないくせに。
バイオ5の追加シナリオまだのくせに^^;)



◆「続きを読む」にてひと言メルフォのお返事をさせていただきました。
  ありがとうございます^^
実写の伊達と言ったら
ちょっとこの人しか考えられない、という
渡辺謙さんの伊達政宗。


dokuganryu-masamune.jpg

無双OROCHI→三国もいいけどやっぱ戦国もええなぁ、
から転んで
最近自分的にぷち戦国時代ブーム。

で、特に伊達ブーム^^

87年の大河ドラマ「独眼竜政宗」を観返しているのです^^

大河の「独眼竜政宗」と言えば
平均視聴率39%超えを記録し、当時正宗ブームを巻き起こした神時代劇で、
歴代最も、といっていいほどの高評価作品。

脚本も演出も見事に洗練されているし
脇を固めるキャストの素晴らしさもさることながら
主演の渡辺謙さんの圧倒的演技力はもはや伝説ですよね。

謙さんは当時大河の主役としては異例なほど無名で
大抜擢だったわけですが
さすがの先見の明というべきか、
現在の彼を思えば、
やっぱり凄い人ってのは誰も放って置かないものなのだなと納得です。

当時も毎週楽しみに観ていたワタクシですが
23年も経ってるのに結構シーンとかセリフとか覚えていて
自分でもびっくりしているくらい。

も~~謙さんの男立てのよさったら感涙もの。
ついさっき12話の、パパ輝宗が死ぬシーン観たんですが
身震いするほどすごかったさ~~~


なんかこう、日本人が今よりもっとみんな時代劇が好きで
大河がすごく丁寧に作られてた時代のよさも感じるなぁ。

この頃までの大河って、
そんなアイドルとかちょっと旬なだけの、
若者人気だけの人なんか
出られないくらい権威のあるものでしたよね。
脚本も痛々しいものなんかなかった気がする^^;

今って歴史ブーム、とは言うものの
大河以外の時代劇の視聴率って下がる一方らしいですね。
確かに自分も見てないのですが
なんか寂しい気はする。。。

大体今年は大河も見てないしな^^;
最初観そびれてしまったので
乗り遅れちゃったんだよね…
評判は悪くないみたいですし、
香川照之さんは好きなので
そのうちまとめて観てみたいとは思ってるんですが。


大河が大河らしかった時代の素晴らしき伊達政宗に
しばらく浸りたいと思います^^

やっと観てきました、T4。

今週末は「ハリポタ」、「ポケモン」、「アマルフィ」と
夏休み集客を狙った作品の公開が相次いだので
ウチの近所の映画館でもT4の上映時間がどんどん少なくなりつつ^^;

もしかしてロングランしない?、、ってのはちょっとイマイチだったつーこと?
とやや心配になりながら
機会を逸しないうちに、と思い立って観て参りました。

や、面白かったです^^
ワタシ的にはかなり楽しめました。

実を申せばキャメロン印ではなくなった時点で
続編というよりはある種二次作品ではないかな、というつもりではありますので
どんなアレレな感じでもT3よりはマシだろう、程度のスタンスで観に行きました。

シリーズ好きな方はご存知と思いますが
T2ではディレクターズカット版のDVDの隠しEDに
「未来が変わって、『審判の日』が回避され、
 歳を取ったサラと、成人して娘と遊ぶジョン・コナーが登場するED」
というのがあり、
キャメロンが真に描きたかったのはこの「運命に屈せずに未来を変えたED」だった、
とも言われるため
キャメロン本人を怒らせたとも言われるT3は一部の方には大変不評であり、
続編に否定的な意見もあるんですよね、ターミネーター。

カイル好きのワタシは
単純に「カイルを過去に送る未来のジョンを描く」という話に興味があったし
T3は正直いただけないけど
それほどまでに続編反対、とまでは思ってないですが。

ま、平たく言えばT4にそれほどの過剰な期待はしていなかったのですよ。
予告を見る限りでは結構面白そうだったので
シブいジョン・コナーと少年のカイル・リースが観られるのは嬉しいなv
とは思ってたけど。

そんなわけであまり構えてはいなかったので
予想以上に面白かったです。
なかなかよく出来てたんじゃないかなぁ。

ストーリーに触れた感想は、
一応公開中作品なので隠しますね^^

 

い、今もうちょっとで書き終わるってときにいきなりIEオチたんだよ…-_-;
凹む。凹むし。


えー、ちょっと遡るのですが、
8日の月曜日、ぽぽじが運動会の代休でガッコ休みだったので
一緒に「ROOKIES」観てきました。
他にも代休の小学校が多かったみたいで
平日の昼間ながら満席。
ぽぽじのチームのコや他のチームのコやら、
野球少年がいっぱい来てて知り合いだらけだったさー


面白かったですよ^^
いっぱい泣けたし、素直に感動したし、ストレス解消になりましたv

言わば「予定調和の気持ちよさ」を楽しみにいく映画、ですね。
裏切られる心配がないのだな。

わかりやすいテーマ、
期待通りの展開、
ここぞとばかり盛り上げる熱いセリフ、
頑張ったヤツが正当に報われる安堵感、
「こうなってほしい」をいっぱい詰めてつくるとこうなるんだろうな。
徹底してドラマのファンを喜ばせてくれるつくりになっているので
エンターテイメントのひとつの極致はここなんだろうとは思う。
漫画的なご都合主義とか
イロイロつつけばキリがないとは言うものの
むしろつつくだけ野暮な話なんだろうな(大体元々漫画ですから。笑。


もちろんドラマを観ていないとどうしようもないのは事実なので
映画単独としての評価をする類の作品ではないです。

そもそもなんらかの理由、
例えば演じる役者が誰か気に入らなかったとか
こういう型どおりの「不良のスポコン」みたいなのは好きじゃないとか
あるいは原作が好き過ぎてドラマの改変が気に入らなかったとか、、
等々でドラマ自体に好感を持てなかった人というのもおられるだろうし
なんかもう最初から「ノリ遅れ上等」という人は
TBSが社上げて宣伝祭りを展開していたのとか
イケメン俳優陣にキャーキャー群がる女子とか
ナナメ目線で見る感じなのだろうと思うのですが
こういう、ともすればノスタルジックな香りすらする熱いドラマを
多くの人が実は求めていて、キモチいいんだな、というのは
ある意味明るい材料なのかもしれないよ(笑。


ぽぽじは基本クールなコなので
ワタシの手前涙を堪えていたっぽいですが^^
翌日ガッコで友達の間でも
「俺皆がいるから我慢してたけど何度も泣きそうになっちゃったよー」
てな話で持ちきりだったらしいので

すくなくとも少年のココロに何がしかのものは残ったことでありましょう^^
だからといって急に一生懸命野球の練習しだすとか
そういう素直さはぽぽじにはないのだが^^;


しかし俳優の皆さん、うるうるした演技巧かったですよねー
若菜が、骨折がバレて新庄に諭されるシーンとか、
最終回、ついに安仁屋が感極まるシーンとか
凄かったもんなー

そしてラスト、
卒業式のあとのグラウンドでの、ひとりひとりのシーン。
わかっちゃいるけど泣かされる(笑。
確か新庄だったと思うけど
「俺はあんたみたいになりてぇ」ってのがぐっと来ましたー;_;


ただひとつ残念だったのが、
BGMに「キセキ」を聴きたかったなー、という気がする(笑。

御子柴くんのセリフの中に「奇跡」という言葉を入れてあるし
今回は映画用に新曲「遥か」を用意してあって
歌詞の内容は合わせてあるようなので
(「キセキ」はそれ用のものではなかったっぽいですもんね)
敢えて使ってないのだとは思うけど、
新曲があんまりgreeen独特の曲調でもなく
わりと普通の正統派バラードなので
途中のシーン、ちょっとでいいからやっぱり
「キセキ」も流れてほしかったかなーと。


ちなみ、原作の森田よしのり氏、
映画の公開に合わせて続編を読みきりで描いたらしいですねー
未読なのですが、安仁屋や御子柴はプロ志望だとか。
夢の果てはないのねー^^


役者の年齢的に高校生役はかなりギリギリの人が多かったですが(笑
その分皆さん演技が巧かったので
よかったですよね「ROOKIES」。
ともあれ、卒業おめでとうさんでした^^




◆「続きを読む」にてひと言メルフォのお返事をさせていただきました。
 お返事遅くりましてスミマセン、ありがとうございました!

京極夏彦の「魍魎の匣」の映画、アニメ全13話とも
ようやく観られましたー

ネタバレ配慮…が特に必要ということもないかと思うのですが
感想、スレスレな感じで記します。

ひと言で申しますと映画はアウト、アニメはセーフって感じかな~^^



映画はかなりの改変がされておりますねー
そして改変の方向がすべて気に入らないです(笑。

映画公開から一年半以上経ちますが
未だにDVDが発売される気配すらないのが
すべてを物語ってる気がいたしますが
はっきり言って超駄作-_-#
まあ許せるのは音楽だけだな^^;

キャストは前作「姑獲鳥の夏」とほぼ同じなのですが
関口巽役が病気の降板で永瀬正敏から椎名さんに代わってましたね。

椎名さんはよい役者さんだとは思うのですが
しかし関口巽のイメージではないなぁ。
実際劇中でも「鬱気味で気の小さい、不安定な作家」という印象は皆無だったので
普通の常識人のおっさんにしか見えなかった。
久保に惹きこまれていってしまう彼の危うさが描かれてもいない。
これは脚本が悪いですね。


それから宮迫の木場刑事。
容貌はまったく原作とちがいますけれども、
前作ではそんなに悪くなかったので許容範囲だったのですが
宮迫氏、どうもキャストの中では一番忙しい売れっ子だったらしく
今回は撮影が遅れた所為で彼の拘束時間が短くなってしまい
どうやら脚本に大幅な変更をせざるを得なくなったらしいので
もう木場の存在がグダグダになってしまってた^^;
原作ではかなりキーパーソンであるのに
映画では居る意味もよくわからない人になってたな…


榎さんの扱いは
実写だと原作ほど奇怪な人には描き辛いと思うので
まあこれもヨシかなと思うのですが
戦時中久保と関わってたという設定は大きな改変のひとつでしたね。
しかし榎さんは性格的に絶対に
「俺が久保を助けなかったら…」云々は言わないと思うなぁ。

頼子を見つけるのは榎さんになってましたね。
青木刑事の役回りを榎さんに一部回しているため
こういうことになったのだと思うけど
この映画の一番インパクトのあるシーンなので
「役者の華」的にも阿部寛さん持ってきたのだろうな。

確かに頼子の最期のシーンはなかなか衝撃的だったですが
正直それだけの映画ですね-_-;

雨宮さんに至っては…印象すらない。最悪。
ワタシ原作の京極堂の
「彼は狂おしいまでに現実肯定のできる人だった」
ってセリフ、すごく印象に残ってるんですけれども。。。


そもそも全部美馬坂におっかぶせるというのが理解できない-_-;

久保の、あちら側に行ってしまった「きっかけ」も全然違ってるし
久保は美馬坂に利用されてたみたいになってるし
頼子はその久保に言われてやってしまったみたいな感じだし
もうさっぱり話が違う。

面白く改変されているのならそれはそれでいいのだけど
この映画の改変部分は登場人物の心理的な部分で齟齬だらけなので
作品のテーマやカラーそのものが変わってしまってる感じ。
従って京極の原作を読んで「映像化したい」と思った監督さんの意図が
まるで理解できないし共感もできない。

ラストに出奔後の雨宮と出会ってるのが関口の妻で、
しかも何を見たかはぼかされてしまっているわけですが
あの伊左間が出てきて語る、
原作の最後の最後の妙な緊張感が一気に増すシーンは印象的だったので
それがないのも個人的には物足りなかったかな。
まあこれは些細な話ですが。


キリがないので無理矢理総評まとめてみるとして
点数をつけるにも値しない駄作。

戦後の昭和っぽいイメージを出すために
中国で撮影した、とのことですが
どこをどう見ても中国にしか見えません(笑。



一方アニメのほうですが、
これはなかなか頑張ってたのではないでしょうか。
少なくとも「ええー?」とか思ったシーンはなかったし
結構面白く観られました^^

正直申してCLANPさんのキャラデザはいただけないので
そういう違和感は最後まで消えなかったけど^^;
中でも榎さんのイメージが違いすぎて
キラキラな美少年風なのにどうしても苦笑いが消せませんでしたが。
ビジュアルがああなせいで
性格も仕草もすべて違っちゃってましたね^^;


それと、これは無理もないですが
原作を読んでない人には???な点だらけかな、とも思いましたので
何もご存じなくて素でこのアニメから入った人は
特にラスト近くの畳みかけにはついていけなかったかも知れない。

でも関口が久保に魅入られていってしまうような描写は
久保の小説を読む関口のイメージで語られているあたり
(小説内の「私」のビジュアルが当初関口に置き換えられているとか)
よく表現されていたと思う。

木場に関してはイマイチ消化不良な印象だったので
15話くらいあったらもう少し丁寧に書けたんじゃないでしょうか^^


実はワタシ、昔初めて原作を読んだときに
これはアニメにしたら面白いんじゃないかなと思ったんです。
他の京極堂シリーズはそうは思わなかったんですが、
この「魍魎の匣」だけはそんな印象でした。

その感じは裏切られなかったので楽しめましたよ^^




◆メルフォにコメントくださいましたKさん、
 わざわざのご挨拶恐れ入ります、ありがとうございました。
 お返事遅くなりましてすみません^^;
 メールにてお返事させていただきましたv

といいますのは、
「闇の子供たち」を観ましたので。

上映時話題になりましたので
ご存知の方も多いかと思うのですが
子供の性的虐待と臓器移植に関する物語です。


う~~~~ん、、、重たすぎる。
タイ政府がタイ国内での撮影も拒み、
上映を許可しないのも正直わかる。
(撮影は結局何がしかの手を打つ形でタイ国内で行われたようですが)

扱っているテーマがテーマなのと
前評判である程度内容を知っていたので
それなりに覚悟をして観ていたのですが
感じたままを言えば「表現のこれほどの容赦のなさが必要だったのか?」
という印象を受けたので
ほんとうのことを言えば途中で吐き気がして
観るのをやめようと何回も思いました。
すごく苦しくなってしまった。

なにか、、
ワタシはこれを普通に受け止められるほど強い人間じゃないと思った。


確かに社会に対してかなりの問題提議をしている
衝撃的な作品だとは思うのですが
当初ついていた「ノンフィクション」という文字が外されていることについて
どうしても物思ってしまう。

現在は「あくまでフィクション」、という立ち位置のようですね。

なぜ当初「ノンフィクション」などと偽ったのか。
そこに理念的に納得がいかない、と思うのは
偽善的な見方になってしまうのでしょうか。


かつて同様のテーマでタイ国内で撮影を試みたドイツ人の映画関係者が
ある種の組織から暴力的な妨害を受けた、という話もあるようなので、
実際これに近いことはほんとうに起っているのかもしれない。

しかし、
ある評にあったように
「確かによくできているフィクションだ。
しかしこれを観た人が正しくメッセージを受け取るかについては疑問」
という言葉にワタシも頷きたい。


子役さんには出来うる限りの配慮をして
同じシーンでも大人とは別々に撮影した、というけれども
彼らが出来上がった作品を観ることは
将来的にも決してお勧めしない。

こういうものを「映画として面白く」作る必要なんてないと思う。

映像化することの重要性もよく理解できない。

小説のままでよかったんじゃないのか。

どうしてもそう思ってしまう。


「正しく受け止めた」として、じゃあどうしたらいいのか、
それもわからないし何もできないのですよワタシには。

ただなんかもう人間が嫌になってしまうとか、
打ちのめされて鬱になってしまうくらいしか。



意を決して今日からバイオ5開始すんぞ!とか思っていたのですが
(実は難易度の高さにかなり尻込みしているのと
体調プラス日常の細事に忙殺されていて時間もあまり取れず
更にはかなり出遅れたこともあって
着手することに結構な勇気がいる状態になってしまってる^^;)
だ、ダメだ…ちょっと数日立ち直れないくらい参ってる神経。。


皆さんもどうぞご覧になって、、とはとても言えないのですが
この映画、ということではなくて
現実に起きているであろう「似たような出来事」については
社会はちゃんと考えるべきなのだろうなとは感じます。




◆「続きを読む」にてひと言メルフォのお返事をさせていただきました。
 ありがとうございます^^
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