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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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夏になると無性に観たくなるホラー映画。

ワタシ怖いの大好きなので
キンキンにエアコンきかせて深夜にひとりで観たりします^^

先日コドモが観たいというので
コウちゃん萌えvしたかったり、だったので
久しぶりに「着信アリ」を借りてきて観ました。

その感想も絡めて(ちょっと辛口です^_^;)
ワタクシおススメの怖い映画をふたつほど挙げてみようかと。
怖いのオッケーの方、
「着信アリ」のネタバレオッケーの方は
「続きを読む」からどうぞ~

「着信アリ」は公開時話題になってたので
確かDVDレンタルが1週間OKになった頃に借りて観たんです。

その頃はコウちゃんを特別好きというわけでもなくて
むしろ堤真一が観たくて借りたんだった(笑。

バトロワでのコウちゃん@相馬光子は凄まじい迫力だったし
オレンジデイズのコウちゃん@沙絵も気の強いコだったですが
(着信のほうが公開は先ですがワタシが観たのはオレンジが先だった)
この「着信アリ」ではごく普通の、
むしろどちらかと言えばトラウマのせいで気弱な印象の女の子なので
ちょっと雰囲気違ったですねー

それにしても若手の赤丸上昇中俳優って
一度はホラーに出る決まりでもあるんだろうか(笑。
妻夫木くんも「富江」に出てたですよね。
やっぱ話題つくりにお易いからかな。


ところで「着信アリ」って怖い邦画のベスト5くらいには入ってるんだそうですが、
うーん、ワタシ的にはそんなにコワくない、気がする。

コウちゃん可愛いかったけど
虐待という過去を背負ってるせいで怯えた感じに演じていたので
一昔前のホラーヒロインのように
ひたすら受身な印象だったですよね。
ラストの展開を思えばあまり果敢に恐怖と戦うヒロイン、にはしにくかったのかも(^_^;
でもなんか物足りないよね、イマイチ。。
申し訳ないがラストもホラーとしてはありきたりなのだから
どうせポゼッション的なオチにするならもっと怖い撮り方もできると思う。
飴玉口移しとかなにか意味なくエロ風味でしかも中途半端(^_^;

前半は結構面白かったと思うんですよ。
被害者の口から飴玉ポロリ、なんてあたりは結構ゾクっときましたし、
最初のふたりが死ぬあたりまではいい感じで
なかなかツカミはよかったと思うのですが、
吹石一恵ちゃんが死んだあたりからテンション下がってきてしまったなー

虐待していたのは母親のほうではなかった、というどんでん返しは
演出側としてはしてやったり、なのかもしれないですが
そうなると「虐待されていた子の怨念」という線はなくなってしまうので
コウちゃんの過去と美々子がシンクロする、
という説得力がその時点で失われてしまうじゃないですか。
それとも虐待されていた過去が、
コウちゃん演じる由美を「虐待側である美々子」に逆らえなくしてしまったということなんでしょうか。
小説読んだらわかるのかなその辺。

母親の怨霊が成仏したのが
「由美がひたすら従順に謝ったから」らしいので
それは子を愛しい、哀れと思う気持ちが蘇って我に返ったから、
とでもいうことになりますが
母マリエは実は虐待していた側ではなかったのだから
由美を虐待していた実の母と被るというのが実はひっかけだったわけで、
単に由美の中で被っていただけ、ということなんだよね。

成仏したマリエの白骨体を抱く由美はまるで
母に許しを与え、やや過去を克服したかのように見えたのですが
それも見せかけだったというのが何か胸が悪いですね。。
結局由美は己を失ってしまうわけだから。
まあ、虐待というのは
そんな簡単にトラウマを解消できる軽いものではないのだと思うけどね;

どんでん返しをしたいばかりに
伏線がぶっつり途切れてしまうというのは
あまり巧い演出とは言えない気がします。
それでも生かせてこそああ、そうだったのか!って巧さじゃないですか。。


携帯を媒介にして連鎖する死、というテーマは
2004年当時斬新だったのだろうか??
2002年の韓国映画「ボイス」も携帯に死の電話、ってネタだったですが。
なんかヒットしたらしいですがワタシはあんまり面白くなかったよ(^_^;

それにしても一作の映画でちゃんと完結させて綺麗に締める、
というつもりが元々ないのが明らかで、
DVDの巻末でも秋元康が出てきて
謎は小説読んで納得してください、更には続編つくりますから、
みたいなこと言ってるのがちょっと興ざめだったですねー。
ドラマでの展開とかも視野に入ってたのだと思うし、
メディアミックスで売ろう、という。。

謎が残ってもいいんですよ、それも怖がらせる演出のウチであれば。
恐怖は語られすぎると恐怖でなくなってしまう。
さまざまなメディアや続編が展開していくうちに恐怖の正体が分析されすぎてしまって
新たな展開は後付け臭くなっていき、
得体の知れない怖さは影を潜めてしまい、
ただびっくりさせるばかりのショック映画になっていってしまうのは
つまらないことだと思いますがー…

一作で完成度の高いホラー作ろう、とか、
なんで思わないんだろうなぁ。
もともと映画人じゃないひとが作ってるからか。

なかなか秀逸なホラー映画というのにはお目にかかれないものです。
素材は結構面白いのにもったいないね-_-;
堤真一とコウちゃんの感じはよかったのになぁ。

コウちゃんがひとりで病院行こうとするのを
止めようとする堤サンとかよかった^^
うっかり妻くん以外でもコウちゃんと絡めて萌えそうになった(笑。
ただコウちゃんの由美は自分的にあまりいいなーという役でないので
思いとどまれたですが(笑。



そういう「文句言い」でひねくれたワタシが
これは怖い、と思ったホラー映画がふたつあります。

ひとつは「女優霊」。
「リング」の中田秀夫さんの1996年作品です。

ストーリーはたいした物語でもないのですがとにかく怖い。
霊の正体がよくわかんないだけにめちゃめちゃ怖い。
出方が怖いんですよ~わっと脅かすというわけでもなくて
さりげなく淡々と怖いの。
何も解決しないし謎は謎のまますごく後味怖く終わります(^_^;
底冷えする恐怖を味わいたい方はどうぞご覧ください。

ホラー苦手な方は観ないほうがいいと思う。
ひとりでいられなくなります多分。。。



もうひとつはタイ映画の「ザ・アイ」。
こちらはトム・クルーズが権利を買ったそうなので
ハリウッドでリメイクされるらしいのですがまだ出てませんね。
わりとマイナー作品ですがシリーズになっているのかな?
ワタシは一作目しか観てないんですが。

盲目の少女が角膜移植によって見えるようになるのですが、
同時にありえないものまで見てしまう、というネタ。
これも出方が怖いですよ~
現実とオーバーラップするように過去の映像らしきものも見える。
その正体を探るウチに、とある霊能者の少女の存在を知るのですが、、、
中盤にええッと、心底怖くなる驚きがあるのですが
これが巧い!巧くて怖い!
別にショッキングなシーンとかではないんですが、
新事実がわかって怖くなるんですよ~~
タイ映画ってあまり観たことなかったんですが
結構ホラーは多いんだそうです。
目からウロコでした。
古風なつくりでも良質なホラーです。おススメです。

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