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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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ヌーボー解禁なのでせっかくだから一本飲もうと思ったのに
ウチに飲んでないワインが3本あって
先にそれを飲みなさいと旦那からダメ出しが。
ケッ。
これだから飲まないヤツは(旦那は下戸。


で、頂き物のカリフォルニアの白を飲みながら
久々映画「どろろ」のDVDを観ました。
ワインはまずかったですが(笑
映画はまた泣けた~~
琵琶法師と寿海パパが画面に出るだけでもう泣けるこの爺フェチはどうだよワタシ。

考えてみるとワタシはssには必ず回想でもエピソード程度の言及でも
必ず寿海パパか琵琶法師を出しているのですよね(笑。
もう隠れテーマ(隠れてない)のようなものでして^^
好きなんだ、とにかく好きなんだ映画版の爺ふたり。役者さんも。




実は原作の、冒険王版でないサンデーオリジナルのパパには
ちょっと切ない苦々しい思いがあるのですよね…

サンデー版では百鬼は自分の身体のこと、
すなわち48の魔物に部位を奪われたこと、
魔物を倒せば体が元に戻ることを知らずに旅立ち、
途中立ち寄った堂で何者かの声に知らされるわけで、
つまり寿パパはそれを知らないわけです。

パパは、成長するにつれ生活を脅かす妖怪どもに辟易して、
…言い換えれば自分の命が脅かされるに至って、
お前はここにいるべきではない、
お前とは一緒に居られない、
どこかにお前を受け入れてくれる場所が、お前が幸せになれる世界があるはず、と言って
旅に出ることを勧めるのですよね。

原作大好きなので言いにくいのですが、
パパがそれまでに百鬼にしてくれたことはとてもとても大きなことなのですが、
ワタシにはすごく…哀しく思えたんですよ;_;
無理もないことなのかもしれないけど、
それこそがシビアに現実的なことの多い手塚漫画たる由縁なのかもしれないけど、
はっきり言って酷い、って思ったの。

パパこそが、
百鬼に最初に「普通の社会には受け入れられない人間」とレッテルを貼ったみたいな気がした。
恩は忘れない、と百鬼は言ったけれど、
いい人だった、素晴らしいひとだったよ、と回想する百鬼は
まるでもう「過去の」「亡くなった」「二度と逢えぬ」人を語るようで。
もともと原作が「完結」していないせいもありますが
読んでいるワタシも百鬼は二度とパパには会わないのだろうと思ってました。

だから、神話語りのような気持ちで解釈して、
この部分は自分の中で敢えてずっと流してきていたんです。
あまり考えないようにしてた、というか。


ところがゲームと、そして鳥海版の小説に出会ったときに、
パパに関する改変がありまして。
ああ、どろろファンの人が作った二次はやっぱりそこが変えてあるな、って思いました。
みんな哀しかったんだな、って。
この部分は冒険王版のほうがもしかしてみんないいんだなって。

ゲームでは、冒険王版を継承しているので、
旅に出る動機が「身体を取り戻すため」なんですよね。
お前の身体を奪った魔物どもが戯れに作り出したある子どもを殺せば
直ちに全てが元に戻る、ともお告げを受けていて、
パパに相談した上で
とりあえずはひとつひとつ魔物を倒していくことのほうを選んで旅に出るわけです。

鳥海版の小説ではそもそも身体は戻りません。
そして旅の目的は本当の親を探すこと。
パパも協力を惜しまず、常にサポートして
むしろ一緒に旅に出る、といってもいい展開。


手塚氏は、
どろろを殺せば身体がすぐに元に戻る、という重く暗い展開を嫌って
後に冒険王版は自ら封印してしまわれたので
現在冒険王版はゲームの予約特典コミック以外にはオークション等でもあまり出回っておらず
手に入れることは大変難しいわけですが
この、パパに関するくだりには
ご本人はどのような思いでいらしたのでしょう。
今となってはお尋ねすることもできませんし、
ワタシはあまり詳しくないので
生前に手塚氏がこれに言及したことがあるのかどうか存じませんが。


ワタシ個人としては、パパには百鬼を突き放してほしくなかった。

だから、冒険王版のほうが好きなんです。
ゲーム版のほうが好きなんです。
身体を取り戻さないから鳥海版小説はあまり好きじゃないんだけど、
それでも百鬼のために最後まで一生懸命になってくれるパパは好きなんです。

そして、映画のパパは、死んでしまっていることはとても哀しいけど、
それでもとても物語としては納得のいく形に改変されているので、
大好きなんです、扱いが。



二次がオリジナルを越えることは在り得ない、
というより次元の違う問題だと思うのですが、
できればこうあってほしかった、という
大好きな作品にもどうしてもあるだろう「少し納得のいかない部分」というものを
改変したくなる気持ちというのはわかるような気がします。

どろろのような「未完」、あるいは
原作者自身もふたとおりの設定を組んでいるような物語の場合特に
二次での針の振れ幅が大きかったりするのは無理もないことなんじゃないかと思う。。

それはゲームの真EDに登場した「大人の女になって百鬼と再会するどろろ」であったり、
映画の「最初から対等な大人で登場するどろろ」であったり、
より背景を濃く描かれた映画の醍醐景光であったり、、
ぶっちゃけた話手塚氏自身にも一本に絞っては描ききれなかった「どろろ」という稀有な設定の物語に
どれだけ多くの人が心惹かれているか、ということなのかな、と思います。

ご本人の手によるアニメ版も含めて、これだけバリエーションの豊かな作品というのは
珍しいのじゃないかと思うのです。


少し酔っ払っているので何かアレコレと自分勝手な話を連ねておりますが^^;
多分、同じように思っておられる方もいらっしゃると思うのです。
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