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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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楽しかったですよーv

ワタシ的には「ザ・有頂天ホテル」よりシンプルな印象でした。
面白かったです^^

只今公開中の新作なので
感想は「続きを読む」にて。

や、この映画の感想でまず必ず言われてることだと思いますが
キャストが豪華でございましたな。

ま、中井さんとか唐沢さんとか天海さんとか鈴木京香さんとか
あの辺りは所謂「特別出演」「友情出演」の類であって
エキストラが豪華とかそういうのに近いレベルな感じですが(笑。


三谷さんが
「有頂天ホテルとまったく同じ役の人がひとり出てきます」
と予告していたので
ホテル探偵役の石井さんかなーとか色々考えてたのですが
慎吾くんでしたねー。
例の歌歌ってましたねー^^

あと他に鹿が出てた鹿が(笑。


メインのキャストさんもほんとに豪華でした。
三谷作品の常連さんも多いし
皆さん芸達者で、カタイつくりだったな、という気がしましたね。

失敗しない映画の作り方ですよね。
伏線はわかりやすく生かす。
きっとこう来る、というような予定調和が小気味いい、っていうのかな。
笑わせ方もやっぱりセオリーどおりというか、
観客には真実が見えてるので
慌てて右往左往するおバカさんの滑稽さが可笑しく
何も知らないで振り回されてる連中の戸惑いと
逆に妙に符合して納得させられてる様子に笑えてしまう。

古典的なコメディの王道作法なわけですが
その分安心して見ていられるのね。
スクリーンの中ではかなり死ぬか生きるか、な状況が展開されるのだけれど
ほのぼのと暖かい目で見ていられる感じ。

セットがカワイかったですねv
テーマパークのような、
狭くて(笑)御伽噺のような街並みがキュートでした。
「ザ・有頂天ホテル」よりもずっと現実離れした架空のどこかの街、
既存の現実から切り取られた、ちょっとばかり「ほんとう」とは違う世界がそこにありました。
大人の御伽噺、映画人の御伽噺だったんだなーと思いましたねー^^
セット臭いのがまたいいんだろうな、こういうのは^^


伊吹吾郎さんがよかったなぁ。
あの動じなさはすごい存在感!
結局備後の無謀な計画に嬉々として乗っちゃって、
かなり重要なサポート役をしてくれる人の良さなのですが
綾瀬はるかちゃんの必死な様子とはちょっと違ってて
非常に泰然と、むしろ面白がってそそのかしてるようにも見えたり(笑。
この人絶対楽しんでるよ誰よりも!みたいな感じしましたね~
アンタが背中押さなきゃ違う方向に行ってたかもしんないのに的な(笑。

終始これといって手は出さず見守り、
少々の助言をする役回りとしては「厚化粧の」戸田恵子さんが締めてたですが、
あの着替えの早さは笑った^^
フロントにいるときとラウンジ(って広さでもないですが。笑)では
化粧もイメージ変えてるんだろうね彼女なりのポリシーで。笑。

寺島進さんはもうニコリともしないのがお約束の幹部役で
もーハマってたハマってた!
なんてカワイイのあの兄さんたら~~v
「俺はお前を買ってたんだ!」とか
カワイすぎです。
簡単には人を信じない、みたいなこと言っていながら
実は一番純粋に村田@デラ富樫に憧れちゃってるのが泣かせたぜ。

深津絵里ちゃんのマリさんはひたすら美しかったなーv
でも案外なりふり構ってなくて(笑。
痛々しいくらい不器用で。
ほんとはすごく尽くすタイプだったりするんだろうな、と
ボスとのラストのやり取りで思ったさ^^


そしてもーーー妻くんたらなんであんなにアホの子役が似合うのーーー(爆笑。
ごめんなさいごめんなさい、とかもーすげー笑った。
しょっぱから備後が困ってるの見るたびにたまらんかったわー

あの挙動不審っぷりは素敵すぎる。
胡散臭さ炸裂。
本質は人がいいくせに行き当たりばったりでいい加減で流されやすくて詰めが甘い、という
ある意味「豪華な」マダオ予備軍。
結局貧乏くじ引く小者らしさも忘れない(笑。

酷い目にあってる妻くんは素晴らしすぎます(え。
村田に一発殴られたときも
「そんくらいで許しちゃっていいのん?」とか思った(鬼。


そしてやっぱり佐藤浩市はよい役者さんですな。
この人をかわいらしいなぁーと思ったのははじめてですよ。

特にほんとに演技力あるとか芝居が巧いとかいう感じじゃないのがリアルでよいよね村田。
芝居はクッサイし(笑、
まだまだこれからだよ、とお世辞にも言って貰えるにはもうトシ行き過ぎてるという悲哀も背負ってる。

ラストの活躍は、だから爽快でしたよね^^
裏方さんに愛されてる、撮影所の一部に溶け込んだような俳優なんだな。
これをきっかけに売れる、とかそういうわけではなくて、
この先も淡々とちょい役に重宝される大部屋俳優でいくのだろうな、と思わせる寂寥感もよかったです。


ひと言で言うのなら、可笑しくて、やがて愛(かな)し、という映画でしたね^^
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