天地人「家康への挑戦状」

バイオ５プレイ記はどうした、ってところですが
昨夜の「天地人」が鼻血モノだったため先に記す(笑。

ちょっ……！！
妻くんカッコよすぎやんけ……！！

マジたまらん。

あの総髪後ろで束ね+甲冑+鉢がねはコアヒット。

しかもラストシーンでは槍投げだよ！！

ち、、趙雲さま！！！(←違う違う違う時代と国が違う

思わず手に汗握っちゃったよ(笑。


それはさて置き(笑
いよいよ緊迫して参りましたですね～
今回はマジ面白かったなぁ。

謀反の疑いあり、ってことで家康から問責される上杉ですが、
「直江状」で突っぱねる。

というか喧嘩売り返す(笑。

しかも各方面へ写しを配りまくるという
いやらしいほど徹底したやり口(笑。

案の定家康はブチキレて上杉討伐軍を出す。

上杉領の北からは
最上と伊達龍平喧嘩好き政宗が攻めてくる。

家康本体を迎え撃つべく、
河籠原にて必勝の布陣をしくわけですが、
せっかく家康が近くまで来たというのに
丁度そのとき三成が毛利を担いで秀頼を擁立し
西国の諸将が起ったという知らせが入っちゃうわけなんですね。

そのままヤケで攻め込んでくるほど家康もおバカさんじゃなかった。

時期的な密約がもう少し正確に三成とできていればねぇ。
まずは初戦でダメージを与え、
大軍を動揺させておいて、そこへ諸将蜂起、徳川こそ逆賊、って話になれば
また違ったかもしれないですよね。

ところがちょっと早すぎちゃった、というべきか。
家康も「そうきたか」って感じで、
「こちらが逆賊とはどういうことだ」と騒ぐ福島正則を
三成の陰謀説で手玉にとってしまう。
で、結局徳川方につく連中は思うようには離反してくれなかった。

ひとまず引いていく家康を「追撃しましょう」と沸き立つ上杉家中ですが、
ここは景勝殿が
「逃げる敵を追い討つとは謙信公がもっとも忌避したもの。
　我らが求めるは天下に非ず。
　ここで義に背けば天はいずれ我らを見放す」
と決して許さない。

あまり交戦論は取らないカネツグも
今回は追い討つべしと進言するも、
殿は揺らがず、「ワシを斬ってから行け」といい放つ。

「真にワシの義の精神を受け継ぐのはお前だと思っている」
とまで謙信に言わしめたカネツグでさえ
家康追い討つべしと殿と対立するわけですが、
さすが殿、バカ正直と言えばそうなんでしょうが、
ひたすらに義を求め、謙信ならばどうすると常に問い続け、
それだけで自分を支えてきた殿としては
命かけても譲れないところだったんだねー

激情を抑え込んで殿に従うカネツグ。

ここんとこのふたりの表情は圧巻だったぜカッコよかったぜ。

なんかこう、カネツグのギラギラした感じがチラリと見えて
よかったよねー
やっぱこの人も戦国の武将なんですね、というか。

またそれを静かな炎で抑える殿がいいじゃねーかｖ
メガシャキある意味青いこと言ってるんだろうけどシブい！シブいぞー！


しかしこのとき上杉が家康追撃を行っていたら
歴史は変わっていたんでしょうかねー
それとも結局景勝の言うように
「天はいずれ見放した」のか。

更に「もしも」を挙げるのなら、
家康に抵抗をせず、徳川の天下が最短で成れば
無駄な血を流すことなく徳川250年の安寧が訪れると知っていたら
上杉は戦ったのだろうか。

んーー、でもここで関ヶ原、大阪の陣を経験してこそ
徳川泰平の世に成り得たというべきなんだろうから、
やっぱりそれはなかったのか。

関ヶ原だって緒戦は勝ってたんだしなー。



ちなみに先週の予告であった
馬上の殿が家康を追い詰めてるシーンは
やっぱ想像シーンでしたね(笑。

ってかアレカネツグの妄想想像シーンなんだよね
なんかコドモ的発想で笑えるよね(笑。


ところで家康の頭にいつもちっさい帽子みたいなのが乗ってる理由が
ようやくわかりました。
アレ、頭頂部の瘤を隠してたんですね、なるほど。
家康って頭に瘤あったんですか、知らなかったやー。


さて来週はついに上杉の最上戦と関ヶ原。
出来ればあんまりはしょらずにじっくり描いて欲しいですな。
せっかくの見せ場なんで。

特に真田はようやく活躍の場となるわけですし。
上田城下で秀忠軍を翻弄して、
家康軍の主力を関ヶ原に遅刻させたといわれる、
真田家大活躍がどの程度時間とってもらえるか。
数秒+ナレーションだったら笑うな＾＾;