pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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急に寒くなりましたねー
この前の土日も
例によってぽぽじの野球の大会で遠征してたんですが
ちょっと異常なくらい暖かだったので
ここへ来て一気に寒くなってぶるぶるです;;;
今年初めて、ついにガス暖房つけました。
そろそろ年賀状準備、なんて時期なんだもんなぁ。
つくづく速いです1年^^;
さて、最近、でもないんですが
ここしばらくで読んだものをちょっと覚え書き。
やっと沙村広明の「ハルシオン・ランチ」読みました。
簡単に言うとラストに救いのある、わりと人類愛に満ちたSFコメディ?
イート&オートSFコメディって書いてあるけど(笑。
経営していた会社が倒産して
すべてを失った40男、化野元(あだしの げん)の前に突如現れた美少女ヒヨス。
彼女はリヤカーでもカバンでも生き物でも
それこそ何でももちゅもちゅと喰ってしまい、
尚且つそれを(生きたまま)ゲーと吐き戻すこともできるが
融合させた別のものを造り出すこともできるというとんでもない娘。
実は文明のかなり進んだ地球外の知的生命体が
資源回収のために送り込んできたデバイス・フィギュアだったのだが、、、
というようなお話ですな。
うん、沙村っぽくて面白かったよー^^
とにかく随所にこれでもかとパロを散りばめてあるので
元ネタがわからないものもありましたが
「こんなの使ってるし!笑」みたいな「ニヤリ」が楽しかったですねv
作者も相当楽しく描いてるなーという感じで。
ヒヨスも可愛いけど
ヒヨスと同じデバイス・フィギュアの、
こちらポンコツでなくちゃんと機能しているトリアゾ、という美女も出てくるんですが
このおねーさんがなかなかクールでカッコいい。
なのに合理的思考を持つ擬似人格を構成している「ナビゲーター」と接続を切っていると
ヒヨスと同じ知能レベルになってしまうというギャップがまた可愛い^^
DHA強化パンを食べさせられているシーンがカワエエ~
あのパンなんですかアレ、目玉オヤジが丸ごと入ってるよ?笑
どこかしら歪んでいたり外れていたりする人々に囲まれて
最後までかなりマトモな元が
気の毒且つカッコえかったですね^^
沙村ファンには高評価みたいで、
元ネタ検証サイトさんなんかがいっぱいあって興味深かったです。
みんなよく知ってらっしゃる、つか調べてるな(笑。
全2巻という短さなので、
ちょっと読むのにちょうどよいです^^
それから、えすのサカエの「未来日記」読みました。
これはアレですねー、なんというか、
確かに面白かったんですが
最後までかなり違和感があるというか、
ぶっちゃけマトモなヤツはほとんど出てきません^^;
まあ、それもテーマのうちなんだとは思うけど。
内容的にはかなり深刻で暗いSFモノです。
しかし読み手が立つべきスタンスというものが
結局最後まで決めかねるような感じでございました^^;
ストーリーは簡単に言うと
この世界を統べる神・デウスによって選ばれた12人の「未来日記」所有者が
お互いを殺しあうゲームに強制参加させられ、
最後のひとりとなったものが次の神になるらしいよ、というようなお話です。
もともと日記をつける習慣のある人間から選ばれているらしくて
各々がつけていた日記が突然、90日先までの未来を示すようになってしまうのね。
つまり彼らは日記の特性に応じた予知能力者になってしまってるわけです。
しかし日記の記述どおりに行動しないことで、
彼らは自らの運命を変えることができる。
いついつにこうなって死ぬ、というデッドフラグが立ってしまっている場合、
そうならないように行動することで刻一刻と未来の記述が変化していき、
予知と、それに従わないことを使い分けつつ
殺し合いを重ねていくという、
大変殺伐としたストーリー。
にしてもわざわざオカシナ連中を選んだとしか思えない、
高確率でイカレている12人の日記所有者たち^^;
主人公の敵方が、倫理的に問題ある、というのは
別に物語として全然フツーのことなのですが、
どうも主人公サイドも相当一般常識とズレているのだな。
主人公サイドの一件マトモそうに見える人もコイツ・・・??-_-;
みたいな展開になったりするし。
そもそも主人公とヒロインがそもそも14歳という若さ、というか
ワタシのトシからすれば幼さ、といいたい世代なので
イマイチ気持ちがわからんというか、
今時の14歳くらいの子って何考えてるのか
ウチのぽぽじくらい単純でないとサッパリ、、なので
それだけでも感情移入しづらいといえばそうなのですが
明らかに異常なヒロインは除外するとして
主人公の雪輝の心の動きにしても
なんでそう飛躍する?とか
なんでソレは許せる?とか
ややついていけない部分が目立つ。
めっちゃ人殺しながらほのぼのとかされてもなぁ-_-;
途中から「僕が神になって、殺した人達すべてを生き返らせる」と
ふっきってしまって
俄然殺る気になっちゃう雪輝にはまだ納得してもいいが
結局のところ後半かなり、由乃以外どうでもよくなっていくよねキミ。。。
非常事態に置かれると人間そんなものなんだろうかね^^;
もうね、ヒロインの由乃はね、
その異常性こそが物語りの核心といっていい存在なので
いくらおかしくてもいいとは思うんですけどね。
いや、実際これだけヒロインがヤバイのに
最後には何故か純愛モノみたいに収まってしまうというのが
もしかすると最大の違和感なのかもしれないんですが^^;
虐待が人格形成に影響するのは確かだと思いますが
それにしても年の割りに相当なスキルとヤバイ方向への精神力を持っていすぎる由乃。
以下超ネタバレ↓
常識的感覚としては
いっそ5、6周しててちょうどくらいなんでないか?笑
文庫版で付け加えられたというエピローグは
ワタシには全くの蛇足と思われ
余計謎を提供した、というか
整合性をますます失った感があっていただけないと思ふ。
読んでいただかないことには何言ってんだかサッパリ、だと思うので
興味持たれた方は読んでみてくださいまし。
スピンオフ入れても14冊くらいなのですぐ読めますし。
デビュー2作目で、はじめのうちやや洗練されてない感じがあって
荒削りで独りよがりな展開もありますが
アイディアはなかなか優れものだし
面白かったは面白かったので
この、片方のヒールがもげてるようで歩きにくいような
妙な読中感を味わってみるのもよいかもしれませんですよー
この前の土日も
例によってぽぽじの野球の大会で遠征してたんですが
ちょっと異常なくらい暖かだったので
ここへ来て一気に寒くなってぶるぶるです;;;
今年初めて、ついにガス暖房つけました。
そろそろ年賀状準備、なんて時期なんだもんなぁ。
つくづく速いです1年^^;
さて、最近、でもないんですが
ここしばらくで読んだものをちょっと覚え書き。
やっと沙村広明の「ハルシオン・ランチ」読みました。
簡単に言うとラストに救いのある、わりと人類愛に満ちたSFコメディ?
イート&オートSFコメディって書いてあるけど(笑。
経営していた会社が倒産して
すべてを失った40男、化野元(あだしの げん)の前に突如現れた美少女ヒヨス。
彼女はリヤカーでもカバンでも生き物でも
それこそ何でももちゅもちゅと喰ってしまい、
尚且つそれを(生きたまま)ゲーと吐き戻すこともできるが
融合させた別のものを造り出すこともできるというとんでもない娘。
実は文明のかなり進んだ地球外の知的生命体が
資源回収のために送り込んできたデバイス・フィギュアだったのだが、、、
というようなお話ですな。
うん、沙村っぽくて面白かったよー^^
とにかく随所にこれでもかとパロを散りばめてあるので
元ネタがわからないものもありましたが
「こんなの使ってるし!笑」みたいな「ニヤリ」が楽しかったですねv
作者も相当楽しく描いてるなーという感じで。
ヒヨスも可愛いけど
ヒヨスと同じデバイス・フィギュアの、
こちらポンコツでなくちゃんと機能しているトリアゾ、という美女も出てくるんですが
このおねーさんがなかなかクールでカッコいい。
なのに合理的思考を持つ擬似人格を構成している「ナビゲーター」と接続を切っていると
ヒヨスと同じ知能レベルになってしまうというギャップがまた可愛い^^
DHA強化パンを食べさせられているシーンがカワエエ~
あのパンなんですかアレ、目玉オヤジが丸ごと入ってるよ?笑
どこかしら歪んでいたり外れていたりする人々に囲まれて
最後までかなりマトモな元が
気の毒且つカッコえかったですね^^
沙村ファンには高評価みたいで、
元ネタ検証サイトさんなんかがいっぱいあって興味深かったです。
みんなよく知ってらっしゃる、つか調べてるな(笑。
全2巻という短さなので、
ちょっと読むのにちょうどよいです^^
それから、えすのサカエの「未来日記」読みました。
これはアレですねー、なんというか、
確かに面白かったんですが
最後までかなり違和感があるというか、
ぶっちゃけマトモなヤツはほとんど出てきません^^;
まあ、それもテーマのうちなんだとは思うけど。
内容的にはかなり深刻で暗いSFモノです。
しかし読み手が立つべきスタンスというものが
結局最後まで決めかねるような感じでございました^^;
ストーリーは簡単に言うと
この世界を統べる神・デウスによって選ばれた12人の「未来日記」所有者が
お互いを殺しあうゲームに強制参加させられ、
最後のひとりとなったものが次の神になるらしいよ、というようなお話です。
もともと日記をつける習慣のある人間から選ばれているらしくて
各々がつけていた日記が突然、90日先までの未来を示すようになってしまうのね。
つまり彼らは日記の特性に応じた予知能力者になってしまってるわけです。
しかし日記の記述どおりに行動しないことで、
彼らは自らの運命を変えることができる。
いついつにこうなって死ぬ、というデッドフラグが立ってしまっている場合、
そうならないように行動することで刻一刻と未来の記述が変化していき、
予知と、それに従わないことを使い分けつつ
殺し合いを重ねていくという、
大変殺伐としたストーリー。
にしてもわざわざオカシナ連中を選んだとしか思えない、
高確率でイカレている12人の日記所有者たち^^;
主人公の敵方が、倫理的に問題ある、というのは
別に物語として全然フツーのことなのですが、
どうも主人公サイドも相当一般常識とズレているのだな。
主人公サイドの一件マトモそうに見える人もコイツ・・・??-_-;
みたいな展開になったりするし。
そもそも主人公とヒロインがそもそも14歳という若さ、というか
ワタシのトシからすれば幼さ、といいたい世代なので
イマイチ気持ちがわからんというか、
今時の14歳くらいの子って何考えてるのか
ウチのぽぽじくらい単純でないとサッパリ、、なので
それだけでも感情移入しづらいといえばそうなのですが
明らかに異常なヒロインは除外するとして
主人公の雪輝の心の動きにしても
なんでそう飛躍する?とか
なんでソレは許せる?とか
ややついていけない部分が目立つ。
めっちゃ人殺しながらほのぼのとかされてもなぁ-_-;
途中から「僕が神になって、殺した人達すべてを生き返らせる」と
ふっきってしまって
俄然殺る気になっちゃう雪輝にはまだ納得してもいいが
結局のところ後半かなり、由乃以外どうでもよくなっていくよねキミ。。。
非常事態に置かれると人間そんなものなんだろうかね^^;
もうね、ヒロインの由乃はね、
その異常性こそが物語りの核心といっていい存在なので
いくらおかしくてもいいとは思うんですけどね。
いや、実際これだけヒロインがヤバイのに
最後には何故か純愛モノみたいに収まってしまうというのが
もしかすると最大の違和感なのかもしれないんですが^^;
虐待が人格形成に影響するのは確かだと思いますが
それにしても年の割りに相当なスキルとヤバイ方向への精神力を持っていすぎる由乃。
以下超ネタバレ↓
常識的感覚としては
いっそ5、6周しててちょうどくらいなんでないか?笑
文庫版で付け加えられたというエピローグは
ワタシには全くの蛇足と思われ
余計謎を提供した、というか
整合性をますます失った感があっていただけないと思ふ。
読んでいただかないことには何言ってんだかサッパリ、だと思うので
興味持たれた方は読んでみてくださいまし。
スピンオフ入れても14冊くらいなのですぐ読めますし。
デビュー2作目で、はじめのうちやや洗練されてない感じがあって
荒削りで独りよがりな展開もありますが
アイディアはなかなか優れものだし
面白かったは面白かったので
この、片方のヒールがもげてるようで歩きにくいような
妙な読中感を味わってみるのもよいかもしれませんですよー
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