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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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前編を劇場で観たにも関わらず
後編は見逃してしまっていたのでずっと気になってたんですが
GEOが80円の日があったので
やっと借りてきましたよ、「レッドクリフ パート2 未来への最終決戦」。

前作の感想としては
悪くはないんですがそんなに好みでもなかったため
むしろネタ的に観ておきたいなというか(笑
そういうキモチで観てみました。

感想はどうせ散文的になるので
箇条書きで^^


・中国語で撮影された、完全に中国映画の、
 非常にお金のかかった豪華な映画として
 世界市場に受け入れられる「三国志の映画」が作られたことに
 とても喜びを感じるのは事実。
 
・しかしジョン・ウーはやっぱ冗長に過ぎる^^;
 多分みんな言ってると思うが
 余分なシーン削れば1作の時間で出来る映画だった。
 完全に民族性と好みの問題だが
 個人的にはお耽美シーンに特に退屈を感じた。

・戦闘シーンは迫力があって確かに凄かったと思う。
 というか、人的損失が凄まじく
 最終的には数にものを言わせるゴリ押し戦法で
 当時の戦というのは実際こういうものだったんだなーと
 ちょっとテンション下がらざるを得ず。
 カタルシスを求めて観られるものではなかった。
 終盤の周瑜の「勝者はいない」というセリフを際立たせるべく
 演出されたのだと思うが。

・劉備殿が蚊帳の外。
 というか正直とても情けない-_-;
 漢民族の皆さんは蜀びいきだと思っていたので
 扱いの可哀相さにちょっと意外な印象。
 殿にもう少しでいいからカリスマ性を。
 前作でもそうだったがあれでは田舎の既にロートルなオヤジ。
 曹操より年くって見えるキャスティングも哀しい^^;
 

趙雲さまは殿より周瑜が好きだった(笑。
 てか今更だが趙雲さまデカすぎ…なのか他のキャストが小さい人多いのか。
 メインキャストで一番身長があるのが彼では。
 関羽よりデカイ趙雲さまに違和感。
 そして今回も何か鎖状のものを振り回すのが大好きだった(笑。

・そして関羽の出番少なすぎ。
 演出上無理もないが
 曹操を生かして見逃す的シーンもトニー・周瑜に持って行かれたため
 ほとんどいなくても気づかれない程度の存在感^^;

・張飛は型どおりのキャラで型どおりのシーンに登場。
 無難な扱いだがちょっと怪我しすぎで気の毒だったかもしんない。
 あれで生きてるのがスゴイというべきなのか
 もう少し考えて戦えと心配してやるべきなのか。

・中村獅童の甘興はなかなかよかった^^
 あの、榴弾みたいなの試作してるシーンは
 中国映画らしくベタベタではあったが結構和んだv
 あにきィ!って感じで慕われてるのも
 短いシーンで表現してあるがはっきりわかって引き続きいい感じ。
 ジョン・ウーは他のアレコレも
 総じてこれくらい短く表現できればいいのにね(笑。
 しかし甘寧がモデルなのだろうから死なないでほしかったかも;_;

・風を呼ぶ祈祷はしてなかったですね。
 科学的アプローチで北方風。

・黄蓋の「百叩き」エピソードは
 「50叩き」に割引で本人から提案されるも
 周瑜の「そんなに叩かれて戦えるつもりでいるのかじいさん」のひと言で
 あっさり却下(笑。
 そりゃ現実問題確かにあったかどうかわからない話ではありますが
 有名なエピソードなのに取り付く島もない周瑜(笑。

・そして黄蓋は
 火をつけた直後に負傷して河に落ちたという部分は史実どおり。
 
・孫尚香の敵陣侵入は無理有り過ぎ、、、というか
 あんなにバレバレに偵察しててバレないというの
 曹操軍アホばっかりなのか^^;
 サッカー(蹴鞠です)の上手い、
 やや知的障害のあるっぽい人の良過ぎるお兄ちゃんは
 利用されまくりで気の毒だったな-_-;
 尚香は良心の呵責を感じていたようではあったが
 彼が死んだのは間違いなく尚香の所為である。
 あのタイミングで声をかけるのはどうかと思う^^;
 友として救う、というよりは
 ひとりで何十人もちぎっては投げ、している無双の彼を止めるべく
 わざと隙を作るために声をかけたのかと邪推したくなる展開。
 芽生えた友誼を虚しく引き裂く戦の悲惨さを表現したかったのなら
 もっと他のやりようもあったように思う。
 一連のこのエピソードは
 一昔、というよりふた昔前のありがちなものに過ぎ
 そっくりなくてもよかったんじゃないか。
 ようするにこの作品で尚香が必要だったのか疑問。
 全体にむさくるしいので
 男勝りな姫キャラが欲しかったのかもしれないが
 それにしてはあまり効果的ではなかった。
 そのあたりを考えてか
 無駄にわざとらしく肌を露出するシーンが用意されていたが
 (皆の前で腹に巻いた地図をほどくシーン)
 
 動揺していたのが権だけだった。
 兄というより国王として威厳がなさ過ぎで哀れ^^;

・ていうか権だよ権。
 ねぇみんな、権もっと大事にしてあげようよ呉王なんだよ(笑。
 率先して前線に立つ王にこそ皆ついてくる、とは言うものの
 
まさかの超最前線(笑。
 盾で囲ったあの突撃隊の中に国王が居る時点で負けだからね普通は。
 みんな気づいてないのかも知れないけど
 権死んだら負けなんだよ!笑

・祭帽(字違ったかな?)と張允は
 これまた型どおりのバカっぽい役回りで気の毒だったが
 これは仕方ないか^^
 それにしても殺される瞬間のあの
 「ふたりが死んだら水軍は誰が…!」の声に
 あ、そーか、ヤバかったかでももうやっちゃったし…
 みたいな曹操も情けなさすぎで泣けた-_-;
 ソソ様にももう少しでいいから知性とカリスマ性を…!
 病の兵を奮い立たせるエピソードも
 なんか浮いてる印象を持ってしまって納得いかんかったよワタシは。
 だって小喬が来たら
 何の疑いも持たずワクテカで迎えちゃうあたり…-_-;
 
・小喬についてはもうなんと言っていいのか
 ソソ様をお茶に誘って時間稼ぎしたから
 呉が勝ったわけじゃないだろうまさか(笑。
 そのせいで負けたとか怒り狂う曹軍の将軍も了見が狭すぎるというか
 もはやヤケクソでしかない^^;
 あれが張遼だったら個人的に泣く。
 小喬、完全に足手まとい以外のなんでもないと思うのですが
 みんななんとも思ってないのかよ^^;
 
・結果として曹操をはじめ
 曹軍がアホっぽい印象ばかりを持たされることになったために
 「強大な敵に知略を駆使して立ち向かう少数精鋭」というカタルシスが
 完全に失われてしまい
 エンタテイメント性にはかなり問題のあるつくりとなってしまった。
 敵もある程度抜け目なくソツ無く、ある種カッコよく描かれてないと
 こっちの凄さも引き立たないと思うのだが
 そういうつもりの映画ではなかったのだろうか。
 でも社会派とか、ただただ悲惨さを描くとか、そういうつもりとも思えず。
 これが中華風スタイルだと言われればそれまでなのだが。

・などと色々文句垂れてはみましたが
 最初に申したとおりネタとしては大変に楽しめて
 終始笑が止まらない感じで観賞させていただきましたv

・でもやっぱりトニー・レオンがアップになるたび
 失礼とは思うがくたびれたウッチャンに見えて仕方なく
 逆に権があまりにも美男だったので
 権の可哀相さと相まって
 「もっと権を映せ!」とばかり思って観ていた(笑。
 権役の俳優さんには今後注目したい。
 マジ美男。前も言ったけど周瑜はむしろ彼。

・どんどん増えていく周瑜の器の団子。
 2万の兵全員がやったらどうなるんだろうと要らぬ心配をしていたが
 一気に頬張ってリスみたいになった周瑜のモグモグに
 大爆笑しちゃダメですか。
 あれギャグシーンじゃないよね?誰かそう言ってワタシを叱って(笑。

・ラストシーンの周瑜と諸葛亮の顔近すぎだろう。
 ゴメン腹抱えて笑ってしまった^^;

 
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