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pochiの雑記帖です。思いつきで書いたり書かなかったり。
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DVDは借り出すとしばらく止まらないもんですね(笑。
返しに行くとついついまた借りてしまうんだなー

GEOが100円セールやってるうちは
連鎖が止まらないかもです^^;


で、せっかく夏なので
やっぱりホラーのひとつも観なきゃな、ということで
ジャック・バウアーでおなじみのキーファー・サザーランド主演の
「ミラーズ」というハリウッドホラー映画を観てみました。

借りたDVDに予告編が入っていて、
なんか怖そうで期待できるかなーと思ったので^^

でもDVDの裏面の紹介文が
「緊迫感、激しいアクションはジャック・バウアーそのもの!」って書かれていて
ちょっと笑いましたけどね^^;


ストーリーは特に目新しいわけではなくて、
タイトルのとおり「鏡の中に何かいる!」的なものです。

同僚を誤射して死なせてしまったことで停職中の警官・ベンは
アルコールに溺れ、精神的に不安定な状態になり、
妻子と別居して妹のアパートに転がり込んでいる。
しかしなんとか家庭生活を取り戻そうと禁酒を決意、
復職までの間のアルバイトとして夜勤の警備員をすることに。
勤務先は、5年前の火災で死者を出したデパート。
保険会社とオーナーが係争中のため
火災の後手付かずのまま放置されている廃店舗なのだが、
初日から奇妙な出来事が起こる。
鏡についた無数の謎の手形。
磨いて消そうとしても、まるで向こう側からついたかのように消せない。
女性の断末魔のような叫び声を追っていくと
現実には居ない、鏡の中だけに焼け爛れた女性の姿が。
そして突然炎に包まれる、鏡の中の自分。
ここの鏡の中からは邪悪な気配を感じるのだ。
ベンは前任の警備員が鏡の破片で自殺したことを知るのだが、
何故か一面識もないはずのその男から荷物が届く。
中に入っていたのは、廃デパートの火災に関する新聞記事や資料。
放火した男は妻子殺しの罪でも起訴されていたが、
鏡を殺すために火をつけた、妻子を殺したのも鏡だと供述し、
精神病院に収容されたのちに既に死んでいた。
そして夜警中に拾った前任者の財布には「エシカー」という謎の走り書き。
鏡の中の何者かは彼に何をさせようとしているのか。
さっぱりわけがわからないままだったが、
妹のアパートの洗面の鏡に映った自分の顔が歪んで見えたりと
焼けたデパート以外の、外の鏡の中にも異変が起こるようになってくる。
そしてある日、ベンの妹が鏡の中の妹本人によって殺されてしまう。
その凄惨な死に様に恐怖したベンは
鏡の中の何かの要求、すなわち
「エシカー」を探し出すという要求に応えなければ家族を殺されるのだと悟る。
妻はベンが精神的に参っているのだと考え、
家中の鏡を取り外し、姿の写るものすべてにペンキを塗る彼の奇行を怪しむが
幼い息子が鏡と会話したりなど
家の中で起こる異変に恐怖を覚え、彼を信じるようになる。
ベンは「エシカー」の謎を解き明かし、家族を救うことができるのか…

というような内容です。


前半はですね、なかなかよかったんですよ。
廃墟と化したデパートをひとりで夜警する主人公ベン。
建物内部は煤けたり焼け焦げたマネキンが立ち並び、
ゴシックホラーな雰囲気を醸してて舞台のムードは◎。
そこで起る鏡の中の異変はなかなかじわじわと怖くて
いい感じ出してました。

冒頭の前任の夜警が死ぬシーンと
それと特にベンの妹の死に方はグロかったので
苦手な人はうなされるかも知れないですが^^;
ゴアシーンが売りなショックホラーというほどではなくて
悪くはなかったです。

しかし終盤に「エシカー」の謎に辿り着いたあたりから
ジャック・バウアーになってきてしまったな(笑。


以下ネタバレ含みますので「続きを読む」にて。







ジャパニーズ・スピリチュアル・ホラーならば
こういう場合大元は
「この世に強い恨みを持って悲惨な死に方をした一個人の怨念」であって
個人的な恨みつらみから周りを巻き込んで呪っているので
解決方法も「成仏させてあげる」とか
「もう気が済むまで好きにさせて恨みを晴らさせてやる」とか
精神的な方法になってくるわけなのですが
海外ものってのは大抵こういうの、
原因は邪悪なるもの=「悪魔」、になっちゃうんですよね^^;

何をそんなに呪ってるのか、
どうしてそんなことになってしまったのか、
そういう「呪ってる側の事情」は皆無で
単に「悪魔だから。邪悪だから」になってしまう。

そうなるともう、東洋人にはあんまし怖くない。笑。

今作も結局はそういうネタ。
悪魔は実体がなかったりするから
だから最後は主人公が悪魔憑きの誰かと戦うことになる。
そしてもはや精神的な怖さはどこへやら、
フィジカルな、クリーチゃーとのバトル、パニックアクションになってしまうわけだ…

パニックアクションになるともうさっぱり全然ちっとも怖くないし。笑。


ホント、前半はなかなか怖くてよかったんだけどなぁ~~~


ネタバレをしますと
焼けたデパートはもとは精神病院だったところに建てられていたのでした。
「エシカー」というのは悪魔憑きの少女、アンナ・エシカーのことで
彼女は12歳まで悪魔に取り憑かれていて
凶暴で手がつけられない状態だったんですね。
それが精神病院での治療中に
なんらかの事情で悪魔が彼女から出て病院の鏡の中に封じ込められた。

なんらかの事情、としか言いようがない。
説明ないし^^;

アンナ・エシカーは悪魔が身体から離れて鏡の中に入ってくれたので
鏡の使用を一切禁じているという特別な教義を持つ修道院に尼僧として入り、
現在はおばあさんになっている。

で、悪魔は病院の鏡の中から現世に出られなくなってしまったので
跡地に建ったデパートの鏡の中から人間に働きかけ、
「エシカー」を取り戻そうとしていたわけです。

他の鏡や「姿の映るもの」からでも十分力を発揮できるようなんですが
本拠はこの病院=デパートの場所みたいですね。

アンナ・エシカーは霊媒体質だと思われ、
悪魔は彼女の身体に入るのがお気に入りらしいのね。
身体に入って、じゃあ何をしてるのかと言えば
ただただ暴れて騒ぐだけみたいなので
何がしたいのかよくわからないのだが(笑。

というより鏡の中を自由にできて、
映る人間の命も好き勝手にできるなら
そのままのほうが自由度高い気もするんですが
誰かの身体奪って大暴れして
拘束されて閉じ込められるほうがいいんでしょうか悪魔。謎だ。

尼僧のエシカーに辿り着いたジャック・バウアーベンは
家族を救うために廃デパートの地下の病院跡に一緒に来てくれと言うのですが
「私があそこに行けば悪魔がまた私の体を通じて現世に戻ってしまう」と
至極もっともな理由で断られる。
しかしそうこうするうちにも家族が襲われだすので
終いには銃で脅して連行。マジか。

「君を巻き込んでしまってすまないと思っている!」ってヤツだな。笑。

アンナ・エシカーは最終的には「あなたの家族のために」と
悪魔を引き受けてくれることに。
そうだよなぁ。銃で脅したまんま強制的に犠牲になる展開マズイもんなぁ^^;

そしてこの場所の鏡という鏡が割れて
悪魔がアンナの身体に戻ってしまい、
すんでのところで家族は救われるが
血塗れクリーチゃーと化した
凶暴な悪魔憑きアンナに襲われまくるジャック・バウアー。
撃ちまくって地下のガス菅とともにアンナを吹っ飛ばす。

ヲイヲイヲイ^^;

さあ、誘爆して崩れる地下から脱出し、
彼は無事家族の下に還ることができるのか!?(←どんだけアクション映画。


そしてオチは、、、予想通りでした(笑。
敢えて書きませんがまぁ、
鏡ネタだからね、とだけ言っておきましょうか~



うーーーん、
なかなか怖い映画ってないもんだねぇ^^;

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